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「…Aは俺としたくない?」



 普段は絶対こんな顔しないだろ。とツッコミたくなるほどのぶりっ子。捨てられた子犬のように垂れた耳が見える…。男前に弱いこと知ってやがんなコイツ。



『べ、別に神威くんが嫌な訳じゃない、よ』



「そうなんだ、なら決まりだネ!」



『うん何が??』



 はいコイツ確信犯。やりやがりましたよこの人。ちょっと阿伏兎さん、ちゃんと団長の躾しといてよほんと。



「おネーサン」



 神威くんの落ち着いた声が聞こえて顔を上げると唇に柔らかい感触が伝わってきた。驚きで神威くんの胸をドンドン叩く。その抵抗も無駄に終わり、腕を掴まれ、呼吸ができず苦しくなってきた。



『はっ…、ちょっんむ、』



 離れた唇。一言文句を言ってやろうと口を開いた瞬間、待っていたと言わんばかりに舌をねじ込まれる。口内で自由に暴れ回る神威くんの舌が逃げようとする私の舌を絡めとり撫でられる。



 口を離したくても後頭部をガッシリと抑えられて少しも動かすことが出来なかった。



『んぅ、っはぁ、かむ、ぃ、ん』



 長い。まるで私の口内を堪能するかのようだった。コイツっ、絶対、したことないとか嘘だろっ……!!



「っは、」



 やっと離れた唇に、必死に酸素を求めて息を吸った。そんな私を見下ろしてずっと黙っている神威くんに一言文句を言ってやろうと顔を上げる。



『ちょっと!!』



「ン?」



 何食わぬ顔でニコニコと笑っていた。それはそれは愉快そうに。まじぶっ飛ばすぞ。



「顔真っ赤にしちゃってー、Aカワイー」



『棒読みにも程があるだろ、後別に赤くない。』



 早くこんな部屋からでるよ。と神威くんを置いて先に扉へと向かう。もう18歳は信じない。




「ならヘーキだヨ(A以外に興味のあるやついないし)」

 神威くんはたまにAを第7師団に入らないか、と誘います。幅広い意味で興味があるからです。


「だってA強いしネ!」

【三十分間抱きあえ】阿伏兎→←・



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設定タグ:銀魂 , ○○しないと出られない部屋 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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トろさん(プロフ) - 來夢さん» コメントありがとうございます!!すごく嬉しいです!彼シャツ書かせていただきます!! (2022年7月24日 6時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)
來夢(プロフ) - 初めまして!とてもドキドキして最後まで楽しめました!リクエストで神威と「彼シャツしなければ出られない部屋」をお願い出来ますか? (2022年7月23日 23時) (レス) id: 57cf74ccf0 (このIDを非表示/違反報告)
トろさん(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!!嬉しいです!ぜひ書かせていただきます! (2022年7月23日 19時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - コメント失礼致します汗作品読ませて頂きました。凄くキュンキュンして、気づいたら最後まで読んでいました。(*´-`)リクエストなのですが、土方さんお願いします!! (2022年7月23日 19時) (レス) id: 551728da14 (このIDを非表示/違反報告)
トろさん(プロフ) - さきいかさん» そんなふうに思って貰えて感激です!!リクエストありがとうございます!!! (2022年7月23日 6時) (レス) id: 52ab68bbcb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トろさん | 作成日時:2022年7月3日 14時

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