【ポケモンXY】カロス地方に舞い降りた妖精はポケモン（以外にも）に好かれる少女でした。part5

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全てのパフォーマンスが終わり、ステージにパフォーマーたちが集まる。

「それでは、最も素晴らしいパフォーマンスをしたと思うパフォーマーのカラーをポケリウムに灯してください！」という司会者さんの声と同時に観客の人たちはポケリウムを挙げる。

「それでは、シルブプレ！！」

様々な色の光が混ざり合った後、私たちパフォーマーの鍵へと集まっていく。

私は水色の鍵。セレナは桃色でサナは黄色。

会場全体から光が集まった後、集計がされる。

「トライポカロンヒャッコク大会優勝者は……！！」

司会者が焦らすように間を溜めた後、一人にスポットライトが当たった。




「パフォーマー、セレナ！！」

其れを聞いて目を伏せながらふ、と笑いつつやっぱり無理矢理終わらせたのが不味かったかなぁと考えながらセレナへ抱き着きに行く。

『セレナっ！！おめでとう！！』

「うわわわっ！A、ありがとう！」

私を抱き留めてくれたセレナと一緒に笑っていれば、司会者さんはセレナを呼んだ。

「優勝したセレナさん達には、エレガントでビューティーなプリンセスキーを差し上げます！」

セレナは其れを受け取ればぎゅっと握った。

「じゃじゃーん！プリンセスキー、ゲットよー！」

「これにてトライポカロンヒャッコク大会、終了となります！」

二回目のトライポカロンは、セレナの優勝で終わった――


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「さて、次はサトシ達の番ですね！」

シトロンの言葉で気が付く。

『そっか、ヒャッコクジム！』

「よーし、絶対勝ってやるぜ！！早速明日のジムに向けて特訓だ！！」

サトシがいち早くポケモンセンターに走ったのを見て、私たちは呆れながらもサトシを追った。


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