【ポケモンXY】カロス地方に舞い降りた妖精はポケモン（以外にも）に好かれる少女でした。part5

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私の後にパフォーマンスするセレナも無事テーマパフォーマンスを突破し、これで無事全てのテーマパフォーマンスを終了した。

テーマパフォーマンスの次に行うフリーパフォーマンスは、夜の部となるので私たちは夜になるまで休憩時間を取った。

皆とお昼ご飯を食べ終えた後、私は皆から外れてポケモンセンターの通話機の所に来ていた。

大体ここに来ると電話する人は二つに分かれる気がするけど、今回は何方も掛けるつもり。

先ずは二人組の方。

2コールなると、すぐに電話が取られ、画面に人が出てくる。

＜「はい、バトルサブウェイです。……あ、Aさん……！」＞

画面に映ったのはジャッキーさんで、勤務中だったのか白黒の二人は出てこなかった。

代わりにジャッキーさんは通話相手が私だという事に気づくと、普段は見せない笑顔を見せる。

＜「ボスですか？今は二人ともトレインに乗ってるんですけど……」＞

ジャッキーさんが考え込む様にすると電話越しに別の声が聞こえる。

＜「ボス達ナラAガ電話シテキタッテ言エバ直グニ帰ッテクルト思ウヨー！」＞

そんな事を言ってちゃっかり「ヤッホー！A〜！」と画面に入ってくるキャメロンさんは中々お茶目だと思う。

『いえ、別にあのお二方じゃなくてもよろしいんですけどね。』

そう言った瞬間、向こう側の扉が思い切り開いた音が聞こえた。

＜「えっあっ」＞

＜「Aッッ！」＞

＜「我らのAセンサーが発動しました！！」＞

意味分からない事を言ってジャッキーさんを押し退けて画面に入る二人を無視して本題に入る。

『ノボリさん達がくれたヒトモシですけど、進化しました』

そう言ってモンスターボールを投げると「でらっしゃーん！」と言って元気よく出てくる。

＜「やりました！やはりA様にはシャンデラが似合うのです！」＞

画面の向こうで悶絶しているノボリさんを余所に、フリーパフォーマンスで着る服を取り出す。

『それで、今日の夜にトライポカロンっていう祭典やるんです。その時にこの服着るんですけど……良ければ見てくだ』

＜「実はもう見てる！！」＞

食い気味にクダリさんが答えて苦笑いしながら返事をする。

『あ、有難うございます。それじゃぁ其れだけですので。また連絡しますね』

何時ものヤツの周りの人に協力してもらい回避して、私は次の人に電話を掛けた。

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