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「らんぷらぁーッ!」

「こうがッ!!」

露出していた紫色の炎は黒のランプに仕舞われ、ふよふよと浮いていた。

サトシの方では、ゲコガシラは深い青色の姿になり、長くなった舌を首元に巻いていた。

その姿を見て私は口角をあげた。

『オーケー!行くよランプラー!』

「ぷらぁー!」

ランプラーの大きな返事に私は手を前に出した。

『ランプラー!オーバーヒートッ!』

私がそう言えばヒトモシは貰い火の力を使って周りにいた敵を一掃する。

予想外の力に周りは唖然とする。

「何処にそんな力が……」

誰かが呟いたのを聞いて私は苦笑いする。

ノボリさんがくれたタマゴだから、と思っていたけれどこのランプラーは特攻が高いのかもしれない。

目の前に敵が居なくなったのを確認すると、村の人たちが敵の忍者を捕まえに掛かる。

全員逃すことなく捕まえると、まだバトルが続いていたサトシ達の方を見る。

「くっ……!しかし我らは負けない!カゲトモ様が頭領になるのだァ!キリキザン、シザークロスッ!!」

キリキザンが進化したゲッコウガに向かって攻撃を仕掛ける。

「俺たちはもっともっと強くッ!行くぞ!!」

サトシとゲッコウガが雄叫びを挙げると、見る見るうちにゲッコウガの周りには水の竜巻が出て、ゲッコウガの姿が見辛くなる。

「居合切りだッ!!」

サトシがそう指示をすると、ゲッコウガは忍者として特訓されているキリキザンのスピードをいとも簡単に追い抜かし、攻撃させる暇も無く居合切りで勝負をつけた。

勝負が終わればゲッコウガの周りにあった竜巻は無くなり、元のゲッコウガに戻っていった。

「……なんだったんだ、今の……」

そう言ったサトシに駆け寄り、肩を叩いて話しかける。

『今は急いでイッペイさんたちの所に向かった方が良い!』

私がそう言えばサトシは「あぁ!」と頷き、私たちはイッペイ達が戦っているであろう頂上へ向かい走った。

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(プロフ) - 赤と青...ゆ、夢主ちゃんチートや!でもそこがいい! (2017年4月1日 16時) (レス) id: ff008d2146 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - シホさん» 返信遅れて申し訳ありません…最初から見てくださってありがとうございます!今忙しい時期に晒されていますが、更新頑張っていきたいと思います!XYが終わっても書いていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします! (2016年12月10日 1時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
シホ - パート1から見てます!XY&Z終わっちゃいましたね...更新頑張って下さいね! (2016年11月17日 18時) (レス) id: b0fbc0d7a4 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - 翔夜さん» 最初から読んでくださってありがとうございます…!!面白いと言ってくださって嬉しいです!!更新が遅くなる時もあるかと思われますが、これからも読んで下さると幸いです!コメント有難うございました!! (2016年11月6日 0時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
翔夜(プロフ) - パート1からずっと読んでます!!もの凄く面白くて更新を楽しみにしてますこれからも頑張ってくださいフレー!!(っ`・ω・´)っフレー!! (2016年11月5日 14時) (レス) id: b0942deef4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とろろ丸 | 作成日時:2016年11月3日 3時

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