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頭領のハンゾウさんが居る部屋へと着くと、頭領はシノブさんと一緒に居た。

「頭領ッ!此処で待てと兄者たちに言われたでござる!」

そうサンペイが言うと、私たちが入ってきた扉から凍える様な冷気を感じた。

私がそれに気づき後ろを振り返ると、たちまちのうちに冷気は強く冷たい風へとなり、私たちは目も開けれない状況だった。

やがて風が治まると、扉からオノノクスの仮面をつけた人が入ってくる。

「……忍者村の頭領ハンゾウ。貴方を頂きに来た。」

そう不気味な笑みで仮面の人が言えばその部下である人達が私たちに向けて煙玉を投げる。

視界が遮られて皆の居場所が分からなくなっていると、頭領の呻き声が聞こえたと思ったら横に何かが通った時の風が起きる。

『ッ外に逃げる!』

私がそう言えばサトシとサンペイは外へと走り出していく。

「私たちはイッペイの所に行きましょう!」

シノブさんにそう言われて私たちはサトシ達とは逆の方向へ走り出した。


―――――


『イッペイさん!ニヘイさん!』

私たちが二人の下へ着くと、二人は此方に振り返る。

「此処に来ては危ないぞ!」

そんな事を言われても気にせず私たちは話を続ける。

「大変です!ハンゾウさんが謎の忍者に捕まって!」

その事を伝えると、二人は驚いて攻撃をやめてしまう。

『サーナイト!シャドーボールで追い払って!』

再び私たちを襲ってきたエアームドに向かってサーナイトがシャドーボールを放つと、エアームドは撤退していく。

「逃げて行く……なんで?」

セレナが不安げな声色で言えばシノブさんが「向こうの作戦が成功したと考えるのが妥当」と言う。

エアームドを見ていると遠くからサトシの声が聞こえ、そちらを向くとサトシとサンペイ、そして以前出会ったことのある人がいた。

『サイゾウさん!』

「久しぶりだな」と言われて笑顔になれば、今度は真剣な顔になる。

「……頭領が居ない今、冷静に作戦を考えるのが一番良いだろうな」

イッペイさんがそう呟いたのに賛成し、皆はイッペイさんの部屋に向かって歩いて行った。

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(プロフ) - 赤と青...ゆ、夢主ちゃんチートや!でもそこがいい! (2017年4月1日 16時) (レス) id: ff008d2146 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - シホさん» 返信遅れて申し訳ありません…最初から見てくださってありがとうございます!今忙しい時期に晒されていますが、更新頑張っていきたいと思います!XYが終わっても書いていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします! (2016年12月10日 1時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
シホ - パート1から見てます!XY&Z終わっちゃいましたね...更新頑張って下さいね! (2016年11月17日 18時) (レス) id: b0fbc0d7a4 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - 翔夜さん» 最初から読んでくださってありがとうございます…!!面白いと言ってくださって嬉しいです!!更新が遅くなる時もあるかと思われますが、これからも読んで下さると幸いです!コメント有難うございました!! (2016年11月6日 0時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
翔夜(プロフ) - パート1からずっと読んでます!!もの凄く面白くて更新を楽しみにしてますこれからも頑張ってくださいフレー!!(っ`・ω・´)っフレー!! (2016年11月5日 14時) (レス) id: b0942deef4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とろろ丸 | 作成日時:2016年11月3日 3時

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