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次に来る衝撃は海の冷たさでも、冷えた風でも無かった。

感じたのは人の温かさと柔らかい衝撃。

そして「おっと!」という声。

恐る恐る目を開けると、目の前には私が抱えていたデデンネとプニちゃん。

そして人の手が見えた。

『えっ!?』と声を荒げ、その手の人を見ようと顔を上げると、目の前にはニヘイさんの顔があった。

其処で漸く自分が置かれている状況に気づく。

私、ニヘイさんに横抱きされてる。

声を荒げながら降りる。

ニヘイさんを見ると、少し顔が赤くてとても申し訳なくなる。

『あ、あのごめんなさ』

「うわぁあああああ!!」

頭を下げて謝ろうとすると真後ろ、私たちが落ちてきた穴からシトロンの叫び声が聞こえた。

反射的に後ろを振り返れば、私たちを追ってきたのか皆が其処にいた。

「あっデデンネとプニちゃん!もー!心配したんだから!」

ユリーカちゃんが私の手から二匹を取るのを見て、私は辺りを見回す。

そこには御堂が見えた。

『あの、此処は?』

「此処は村の英雄を祀っている御堂だよ。見せてあげよう」

ニヘイさんが御堂の扉を開ける。

中には三枚の掛け軸があり、掛け軸にはそれぞれ絵が描かれていた。

『……この絵って、ポケモンですよね?ポケモンが英雄なんですか?』

丁度横にいたイッペイさんに問うと、イッペイさんは「あぁ」と肯定する。

「言い伝えによると昔忍者同士の争いが起きてね。その時村を守って戦ったのが彼らだったそうだ」

そう言ってイッペイさんは一枚の掛け軸に近づいていく。

「中でもこのゲッコウガはポケモンのリーダーだったらしい。実は俺はこの英雄に憧れてケロマツを相棒にしたんだ」

「拙者もそうでござる!」とサンペイも胸を張って言う。

其れを聞きながら私は掛け軸をじっと見る。

『……あのゲッコウガ、なんか普通と違うような……?』

そう呟いた瞬間、天井に沢山張り巡らされている鳴子がガラガラと音を立てる。

「なっなに!?」

セレナが吃驚して私の腕に掴まる。

「警報だ!外で何かあったんだ!」

「行ってみよう!いいかサンペイ、お前はサトシ君達を連れて頭領の所へ!」

イッペイさんの指示で私たちはサンペイに連れられて洞窟を走っていった。

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(プロフ) - 赤と青...ゆ、夢主ちゃんチートや!でもそこがいい! (2017年4月1日 16時) (レス) id: ff008d2146 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - シホさん» 返信遅れて申し訳ありません…最初から見てくださってありがとうございます!今忙しい時期に晒されていますが、更新頑張っていきたいと思います!XYが終わっても書いていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします! (2016年12月10日 1時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
シホ - パート1から見てます!XY&Z終わっちゃいましたね...更新頑張って下さいね! (2016年11月17日 18時) (レス) id: b0fbc0d7a4 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - 翔夜さん» 最初から読んでくださってありがとうございます…!!面白いと言ってくださって嬉しいです!!更新が遅くなる時もあるかと思われますが、これからも読んで下さると幸いです!コメント有難うございました!! (2016年11月6日 0時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
翔夜(プロフ) - パート1からずっと読んでます!!もの凄く面白くて更新を楽しみにしてますこれからも頑張ってくださいフレー!!(っ`・ω・´)っフレー!! (2016年11月5日 14時) (レス) id: b0942deef4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とろろ丸 | 作成日時:2016年11月3日 3時

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