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小説では出なかった登場人物が出ます。
アニメじゃ結構前に出てました。
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あの事件から数日後。ショータとは別れた。
お昼ご飯の時間となり、私たちはのんびりと準備をしていた。
「ねーねー!今日のお昼ご飯はなーに?」
ユリーカちゃんが急かす様に後ろから覗き込んで手元を見てくる。
『今日はね、サンドウィッチだよー。直ぐ出来るから待っててね』
「わーい!ユリーカサンドウィッチ大好き!」
献立を言えばユリーカちゃんはデデンネとプニちゃんと一緒に遊びに行く。
もう直ぐ完成出来そうな所で、サトシは特訓をしていたゲコガシラを連れて私たちの所へやってくる。
「あ〜、もう腹減って仕方ない!」
「けろっ!?」
一足先に席に着いたサトシの横で、ゲコガシラは何かに気づいたように森の方へケロムースを投げる。
するとケロムースを投げた先から何かが飛んできてケロムースとぶつかり、爆発が起きる。
爆発によって出来た煙から二つの影が降りてくる。
「お見事!」
その影の主は此方を見て笑顔で言う。
青い忍び装束を来て、鼻に絆創膏を貼っている特徴的な彼は相棒を連れて私たちの前にやってきた。
「サンペイ!ゲッコウガ!」
以前にもサンペイと出会い、ケロマツを修行させてくれた挙句、ゲコガシラにまで進化させてくれたサンペイは、サトシにとって良き友人になっていた。
「サトシ達を見かけたのでこっそり近づいたのだが、まさか我らの気配を見抜くとは!成長したでござるなゲコガシラ!」
「けろ!」
サンペイの言葉にゲコガシラは嬉しそうに返事をする。
「久しぶりだなぁ!会えて嬉しいぜ!」
サトシが再会を喜んでサンペイに握手を求める。
「拙者もでござる!」
サンペイもサトシの手を握って感動の再会、かと思った瞬間。
ぐぅううう……
……何とも間抜けな音がサンペイから聞こえた。
其れに皆苦笑いしつつ、私はサンドウィッチを乗せたお皿を持ちながらサンペイに話しかけた。
『丁度ご飯が出来た所だから、一緒に食べる?』
「良いのでござるか!か、忝い!」
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凪(プロフ) - 赤と青...ゆ、夢主ちゃんチートや!でもそこがいい! (2017年4月1日 16時) (レス) id: ff008d2146 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - シホさん» 返信遅れて申し訳ありません…最初から見てくださってありがとうございます!今忙しい時期に晒されていますが、更新頑張っていきたいと思います!XYが終わっても書いていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします! (2016年12月10日 1時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
シホ - パート1から見てます!XY&Z終わっちゃいましたね...更新頑張って下さいね! (2016年11月17日 18時) (レス) id: b0fbc0d7a4 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - 翔夜さん» 最初から読んでくださってありがとうございます…!!面白いと言ってくださって嬉しいです!!更新が遅くなる時もあるかと思われますが、これからも読んで下さると幸いです!コメント有難うございました!! (2016年11月6日 0時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
翔夜(プロフ) - パート1からずっと読んでます!!もの凄く面白くて更新を楽しみにしてますこれからも頑張ってくださいフレー!!(っ`・ω・´)っフレー!! (2016年11月5日 14時) (レス) id: b0942deef4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とろろ丸 | 作成日時:2016年11月3日 3時