検索窓
今日:5 hit、昨日:42 hit、合計:137,677 hit

212* ページ12

その言葉にニュースで見た事件の荒れている様を思い出す。

カイオーガとグラードンがぶつかり合って世界が異常気象に見舞われていた。

「此処、カロス地方は予知のお蔭で万全の対策が出来て大事に至らずに済みました。」

シェリルさんが其処まで話を終えると、ゴジカさんがサトシに向けて話を始めた。

「さて其方、童が先程見た未来は其方とゲコガシラの未来の事だ。」

サトシが「俺と、ゲコガシラ?」と呟くも。ゲコガシラは動揺する事無く、ゴジカさんを見詰めた。

「少年よ。童は其方のゲコガシラが過去から未来に掛けて、数奇な定めを持ったポケモンだと知ったのだ。……この者、他のポケモンとは違う。」

突然不思議な言葉が出てきて頭が着いていかなそうになるも、無理矢理着いていかせる。

「違うって、何の事だ?」

私たちが首を傾げると、ゴジカさんはゴジカさんが見た未来を見せてくれた。


謎の力によってぼやけたモニターの様に出てきた映像には、水色のポケモンのタマゴがあった。

模様からしてケロマツのタマゴだという事が分かる。

其処から場面が変わって、ケロマツの群れが見える。

しかし、サトシのゲコガシラ否……昔のケロマツは、群れで楽しそうに踊っているケロマツ達から一線を画して、一人特訓をしていた。

しかし、一人で力を付けていると他の群れから孤立しており、揉め事が絶えていなかった。

また場面が変わり、ジョーイさんから手当を受けているケロマツが見えた。

そのケロマツの様子から、何かを悟ったように見えた。


――ポケモンは、一人では強くなれない。トレーナーと力を合わせて、より高みへと行けると。

213*→←211*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (91 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
設定タグ:ポケモン , ダイゴ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 赤と青...ゆ、夢主ちゃんチートや!でもそこがいい! (2017年4月1日 16時) (レス) id: ff008d2146 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - シホさん» 返信遅れて申し訳ありません…最初から見てくださってありがとうございます!今忙しい時期に晒されていますが、更新頑張っていきたいと思います!XYが終わっても書いていきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします! (2016年12月10日 1時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
シホ - パート1から見てます!XY&Z終わっちゃいましたね...更新頑張って下さいね! (2016年11月17日 18時) (レス) id: b0fbc0d7a4 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ丸(プロフ) - 翔夜さん» 最初から読んでくださってありがとうございます…!!面白いと言ってくださって嬉しいです!!更新が遅くなる時もあるかと思われますが、これからも読んで下さると幸いです!コメント有難うございました!! (2016年11月6日 0時) (レス) id: dea324e419 (このIDを非表示/違反報告)
翔夜(プロフ) - パート1からずっと読んでます!!もの凄く面白くて更新を楽しみにしてますこれからも頑張ってくださいフレー!!(っ`・ω・´)っフレー!! (2016年11月5日 14時) (レス) id: b0942deef4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:とろろ丸 | 作成日時:2016年11月3日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。