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テソン 突然の〜 ページ5
日本公演はみっちり２ヶ月ほど巡業。
普段はあんまり怒りを出すことはないけど、
流石にナーバスなったり、イライラしたりすることも多くなる。
そんな時はLEGOしたり、本を読んだり…
本から助けられたり得るものは多い。
言葉がこんな時はスッと入ってくるもんだ。
控え室で皆んな談笑しながら、ゲームしたりして、
今はテイクアウトの話し合い中。
そんな中、なんでも合わせるボクは本をひっそり読んでいた。
スタッフ「Aー！
日本のスタッフさんまだ到着してなくて、私しか日本語話せる人いないんだよね？
だから、お昼のテイクアウト決まってるのテソンとAだけだからみんな連れてくー！
テソンとお留守番おねがーい！」
えっ！？ 何で？Aさん置いてくの？
突然2人っきり！？
こんな時は僕から話すべきなの？
向こうからを待つべきなのか…
Aさんもえっ！？て顔してる。
彼女も本を読んでいたんだ…
2人残されて、気まずい空気が流れる…
コレは…オレが打破してやらなきゃだよね？
向こうからは話せるはずないもんな…
でもさ…何を話そうか…
本！？本の話！しよーか！？
なら、当たり障りなくて良いよね…
テ「Aさん…今読んでる本は…何ですか？」
ナ「すみません！私と2人にさせられて…私も着いて行けば良かったですよね！？」
はっ…！？ 笑
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
