テソン 本のタイトル？ ページ6
いや…どんな本のタイトルなんだ！？
テ「いや…そんなことは思ってないけど…
それが本のタイトル…ってわけじゃないよね！？」
小さい声でまたやっちゃった…
って呟いてる。
ナ「すみません…嫌な気分になりましたよね？
私、こんなこと良くあるんです…
聞かれたきっかけに思ってたこと言っちゃう…みたいな…変な癖が…
治したいんですけど…無意識なのでなかなか…ごめんなさい。」
顔を真っ赤にしてユックリと控えめに話し出した。
テ「タハッ！なかなか面白いよ！？
僕は嫌な気分なんかならないし、むしろAさんのそんなところが人の心を開かせるかもしれないよ？
僕、緊張してたけど、今のでほぐれたもん笑
面白いよ？笑
予期せぬ回答で他の話出来るから楽しいじゃん？笑」
スッと微笑んだ。
ナ「初めて…初めてそんなこと言われました…。
治したい部分を褒めてくれるなんて…嬉しいです。」
キレイな笑顔。
笑うとまだあどけない顔になるんだ？
ドキドキ！！ドキドキ！
心臓が煩くなる。
その音しか聞こえなくて、Aさんに聞こえてるんじゃないか！？
そして、またAさんに緊張してしまう。
「そっか…日本公演長いけど…頑張ろうね？
じゃ…僕はあっちで仮眠しとくからユックリしててね？」
立ち上がって眠くもないのに隣の仮眠室に移動する。
どうしようもなく、緊張してしまって、上手く話が出来ない！！
キレイな人は…すこし苦手だ…
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作者名：torisun | 作成日時：2020年2月9日 17時
