38 you ページ39
「あるよ。」
ハンビンと別れて、居ても立っても居られなくなった私はこの気持ちを確かめるためにジスに電話！
「あるの？簡単に言うけども！
そんな簡単に好きになるの？」
ジス「なるよ。」
淡々としてる。
ジス「でも…ハンビンかぁ…奥手だろうな…？
ハンビンも女の子と付き合ったことないんだよ。
あっ！内緒ね？
でも、Aにはハンビンくらいのが純粋な男の子が丁度良いと思う！
うん！応援するするぅ〜」
ハンビンも恋愛皆無なんだ！
どこまでも似てる。
でも、良かった初めて好きになったかもしれない人が遊び人でなくて…
ジス「分かってるとは思うけど、
ハンビン達なかなかの人気者で好き勝手出歩けないし、Aが望んでることも出来ないかもしれないよ？
結構事務所も厳しいし練習生でも別れて練習してるから男子女子会うことないしさ話しすることもない。
本当は私達がこの間したことだって禁止されてるんだ…」
だよね？
私としたことが大それたこと思うとこだった…
恥ずかしい！
「だよね？世界が違うもんね…
カッコイイ子が目の前にいて、私も勘違いしてるだけかも…それに…」
ジス「そんなこと思わないで！
応援するって言ったでしょ！
何であろうと誰であろうと恋に落ちるときは落ちるものだよ？
世界が違うって言わないで！
悲しくなる。分かった？」
私のグズグズ意見。
ジスから怒られた…
「ゴメン…まだコレが好きな気持ちとか分からないけど、1週間会いに来てくれるからちゃんと確かめておくよ。」
ジス「はっ？会いに来てくれるって何？
どーゆーことぉ？」
ちょーーー興奮して聞いてくる。
耳キーーーン！
ことの経緯を話す
ジス「ちょっちょっちょっとぉー！そんな感じなの！？
ソレなら話し別だよ！
絶対ハンビンもAのこと好きなはず！
あっ？待て…アイツ…アイツが気付いてないパターンに200%だな…
Aハンビン鈍感だし、あの人も初めてな感情でよく分かってないかもだけど、Aだけだよ？
ハンビンなかなか人に心開かないし、人見知りだからさ。
天然だし…取り敢えずAの気持ちも確かめるために1週間ガンバ！」
"ハンビンも"って言葉にまた胸がドキドキしてきた。
ハンビンを思うとこんなになる。
でも。
ジスに”それに”…って言いかけた言葉の先のこと
私一年しか韓国にいれないのにやっぱり恋愛なんて無理だよ…
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作者名：torisun | 作成日時：2019年9月17日 21時
