足縛りの呪い ページ13
クリスマス休暇も終わり、相変わらずAは図書館でニコラス・フラメルについて探していた。
『うーん…やっぱりないわね…』
Aは今日は諦め、談話室に帰ることにした。
図書館を出たあたりで、ドラコがネビルに杖を振っているのを見つけた。
『___っ、やめなさい！』
Aは急いで駆け寄った。杖を取り出して、ネビルにかかった足縛りの呪いを解く。
『あのねえ、ネビルに呪いなんかかけて、何の意味があるの？』
「なんだ、ロングボトムの肩を持つのか？」
ドラコがAを睨んだ。
Aは落ち着いて言った。
『ドラコ、今の貴方の行動は、正しいとはとても言えないわ。
さて…呪文を試したいなら、私にかけたらどう？』
(ま、返り討ちにしてやるけど)
心の中でそう付け足して、Aはにやりと笑いながら、杖を構えた。
するとドラコも笑い出す。
「やめておこう。ロングボトムに呪いをかけるのもね。"君の前では"」
ドラコはそう言うと、肩をそびやかして歩き出した。
Aはその様子に、ぷっと吹き出した。
『全く、ドラコには困ったもんね』
Aはネビルを助け起こしながら、やれやれと呟いた。
『ネビル、怪我はない？』
「うん、大丈夫。ありがとうA」
ネビルはにっこりと笑った。
Aはローブのポケットから、ハリーにクリスマスプレゼントで貰った蛙チョコレートを取り出すと、ネビルに差し出した。
『はい、これあげるわ。最後の一個なんだから、大事に食べてよね』
Aが悪戯っぽく笑うと、ネビルはくすくすと笑い、蛙チョコの包み紙を開けた。
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トリシア(プロフ) - 投票ありがとうございます！スネイプ先生ですね！アンケートの結果を見てオチを決めるので、どうなるかは分かりませんが、参考にさせていただきます！ (2020年1月31日 16時) (
レス) id: 0e6a90cd55 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - スネイプ落ちがいいです！ (2020年1月31日 0時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花園歌恋 | 作成日時：2019年12月8日 13時
