イギリスに帰る…？ ページ5
『え…イギリス…？
帰るって、え…？』
Aは、理解できないというように首を振り、フェリーラを見つめた。
フェリーラは、ゆっくりと頷いた。
「そう、イギリス。
私たちグレース家が、代々住んでいた家。
もちろん、お前のお母さんとお父さんも住んでいたんだよ。
A、お前はホグワーツに行かないといけない。
私の孫が、ルナとレオンの子が、魔女にならないなんて、馬鹿げた話があるもんかい」
フェリーラは、そう言ってからAに微笑んだ。
「さて、魔女になる気は、魔法を学ぶ気はあるかい？」
Aは、下を向いて黙り込む。
(あるかと言われれば、もちろんあるわ。それにお母様とお父様の母校なら、なおさら。
だけど、小学校はどうなるのかしら？お友達とも、もう会えなくなるの？)
フェリーラは、Aが何を考えているのか気づいたのか、微笑みながら言った。
「長期休暇があるから、ここに来ようと思えばこれる。この家を手放す気はさらさらないしね。
友達には手紙を書いたらいいさ」
それを聞いたAは、にっこりした。
『ええ、行くわおばあさま。
イギリスに帰って、ホグワーツで魔法をお勉強するわ！』
その返事を聞いたフェリーラは、Aと同じようににっこりした。
「よし、いい返事だ。
さてそうと決まれば。じゃあ行くよ！」
『えっ？行くって、行くって今からなの？』
慌てふためきはじめたAを見て、フェリーラはにまりと笑った。
「ああそうだ。
さて、魔法を見せるときがきたな？」
フェリーラは、隠し持っていた杖を取り出し、腕まくりして、それを振り上げた。
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トリシア(プロフ) - ＡＲＵＰＡＫＡさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです。出来るだけ早く更新するよう頑張りますね！！ (2019年12月7日 6時) (
レス) id: 0e6a90cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ＡＲＵＰＡＫＡ - 好きです！次の更新待ってます！ (2019年12月6日 21時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
トリシア(プロフ) - 梨沙さん» ありがとうございます！更新頑張ります(｀・∀・´) (2019年11月30日 11時) (レス) id: 0e6a90cd55 (このIDを非表示/違反報告)
梨沙(プロフ) - このストーリー私好みです！更新楽しみにしてます！ (2019年11月30日 7時) (レス) id: c5b5bf1a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花園歌恋（元トリシア） | 作成日時：2019年11月14日 18時
