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Mischief ページ16

オンボロ寮の冷蔵庫に、見慣れぬペットボトルが入っていた

中にはピンク色の液体が入っている

つい先ほどまで、フロイド先輩とジェイド先輩が寮に遊びに来ていたので

二人の忘れものかもしれない

ペットボトルの蓋を開けると

ふんわりといい匂いがした

美味しいジュースなのかもしれない。

貴「…少しだけなら飲んでもいいかな。」

うん、いいよね

私はコップに注いで

飲んだ

ゴクッ

貴「まっっず!」

これは酷い

リリア先輩の料理の方がまだマシなくらいだ

匂いに騙された!!

これ嫌がらせにわざと置いて行っての…?

貴「許さん、絶対に仕返ししてやる!」

どんな事してやろうか

なんて考えていたら、段々と眠くなってきた

まだお風呂にも入ってないのになぁ…。

貴「お風呂は、明日の朝にしよう。」

私は、ベットに入って

すぐに眠りについた


















目覚ましの音で目を覚ました

貴「(目覚ましかけた記憶ないんだけどな…)」

きっと無意識の行動だろう

むくり、と身体を起こすと

貴「(…あれ?)」

部屋の内装が違う事に気が付いた

ここ、私の部屋じゃない。

このベッドだって、自分のものよりもずっと大きい

まるで、二人用のような…。

そこまで考えたところで

ふと、自分の隣で何かが動いた

毛布をかぶった何かが私の隣で寝ているようだ

貴「…よし」

確認してみよう

もし知り合いなら、この状況の説明をしてくれるはず。

バサッ

毛布を勢いよくめくると

貴「ぎゃー!!」

なんと全裸のフロイド先輩が眠っているではないか

思わず叫んでしまった

フロ「うっせぇな…朝からなんなの…」

起こされたフロイド先輩の機嫌は最悪だ

しかし、いまはそんなことよりも

貴「服、早く服を着てください!」

そのご立派なウツボさんを隠してくれ

目のやり場に困る

フロ「はぁ?
なに騒いでんの、オレが裸なのなんていつものことじゃん。
しかもまだこんな時間だし。
ジェイドが早く起きるのは勝手だけど、オレまで起こすのやめろよな」

え、今ジェイドって言ったよね?

間違いなく、フロイド先輩は

私に向かってジェイドと言った

そういえば、先ほど声を出したとき

いつもより声が低かった気がする

それに、なんだか手もゴツゴツしている。

まさか、と思い

鏡を確認すると

そこには、ひきつった顔をするジェイド先輩が映っていた

経緯は不明だが、私はジェイド先輩になってしまったようだ

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詩織(プロフ) - モブサイコ100さん» ありがとうございます!!まさか注意書きから面白いだなんて言ってもらえるとは思ってなかったので嬉しいです!! (2020年7月30日 21時) (レス) id: 96403a5128 (このIDを非表示/違反報告)
モブサイコ100(プロフ) - 注意書きから面白くて好きです!応援しています! (2020年7月30日 14時) (レス) id: 6acf3cee05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詩織 | 作成日時:2020年6月22日 0時

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