とある少女の武勇伝【鬼滅の刃】

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炭「どういう字を書くんだ！」


伊「字!?じっ…俺は読み書きができねぇんだよ!!名前は、ふんどしに書いてあるけどな……」


さっきまでの威勢の良さは一気に消え、伊之助の動きはピタリと止まった。


善「!?止まった……。」


伊「……。」


暫くすると伊之助は動き出した。しかし正しくは倒れた、だ。
炭治郎いわく力一杯に頭突きをしたため脳震盪を起こしたとの事。


『脳震盪…。頭硬いんだね…。』


炭「生まれつきなんだ。」


伊之助が気絶している間に、皆で屋敷で死んだ人を埋葬する事になった。

しかも善逸と炭治郎は自分の羽織を枕にしたり、掛けてあげたり色々と優しかった。

それから少し時間が経つと伊之助は立ち上がった。


善「うわっ！起きたァ!!」


伊「勝負勝負ゥ!!」


善「寝起きでこれだよ！1番苦手これ!!助けてA！炭治郎！」


埋葬中に言われても。とAは素直に思った。そのため一言だけ言った事は


『2人とも仲良しだね。ﾆｺﾆｺ』


伊「…。ﾎﾜﾎﾜ」


善「あ、おとなしくなった。」


ホワホワして伊之助が落ち着いたタイミングで、炭治郎は埋葬の手伝いを頼んでいた。すると、


伊「生き物の死骸なんて埋めて何のいみがある！やらねぇぜ！手伝わねぇぜ!!」


炭「そうか…。傷が痛むからできないんだな？」


何をいっているんだ。これは天然なのか。


『いいんじゃない？痛みを我慢できる度合いは1人1人ちがうからね。無理しちゃ駄目だよ？』


ずれている…としか言いようがない、この2人は。正一達もおまっていた。


炭「伊之助は休んでいるといい。」


これがトドメの一言となった。


伊「はあ゛ーーーーん!?舐めるんじゃねぇぞ!!百人でも2百人でも埋めてやるよ!!俺が誰よりも埋めてやるわ!!」


怒りはと言うものは原動力になり、伊之助のおかげで2倍速以上早くおわった。
その後はもう帰るだけだったが善逸は正一を連れて行くと言って聞かなかった。


炭「正一君は嫌がっているだろう!!」


炭治郎の当て身がクリンヒットして善逸は気絶した。

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