素手喧嘩 ページ24
『たーんーじーろー!』
正「てーるーこー!」
善「どーこーだーよぉぉぉ!」
善逸の快進撃から暫く。3人で炭治郎達を探して屋敷の中を歩き回っていた。
もう鬼が来ても正一君が守って暮れる!!
…と言って善逸の提案で大声を出して探す事になった。
『んー…居ない。』
正「てる子…炭治郎さん…。」
善「何か俺、怖くなってきた…。」
さっきからずっと鼓の音がして善逸の耳は使えない。さらに屋敷には血鬼術の風が吹きすぎていて、Aもあてにならない。
そこで、
『さっきから私達ずっと廊下歩いてるけど、部屋に入ってみようよ!』
正「確かに…。2人は部屋の中かもしれない!」
正一とAは嫌がる善逸を引っ張って部屋に入った。
すると部屋に入ったのと、ほぼ同時に鼓の音で包まれた。
鼓の音が止むと3人が居た部屋は変わっていて、2階の、外に繋がる窓がある部屋に居た。
しかし外に繋がっている部屋は向きが、可笑しかった。
善「嘘でしょお!!!何で床に窓があんの!?!?」
正「このままだと落ちますよ!!」
『2人とも私にしがみついて!!』
パニック状態の2人を余所にAは仕方無く自分にしがみつくように言った。
だがしかし、Aも今の状況を打開する策はなかった。つまり、
『2人とも掴まったね!このまま私が下敷きになるから後よろしく!!』
善「えっ!!Aが!?ダメだよ!!」
しかし善逸が今言ったところで、もう地面はすぐそこ。
案の定、Aは受け身を取り損ねたため肋骨が折れた。
頭から落ちなかったのは不幸中の幸い。
善「A!!ボキって言ったよね!?骨折れたよね!?ごめん!俺が弱くて……」
『大丈夫だよ〜。ただ気絶出来なかったから、その分痛みは感じるけどね。』
正「それ本当に大丈夫なんですか!?」
正一はここにきて初めて涙を流していた。きっとAが心配なのだろう。
男「!あな…た、は…さっ…きの…。」
そう言えば。外にはAよりも重症な男性が居た。どうやら男性もAが心配だった様だ。
『あぁ。良かった…。これで安らかに、眠れる…。』
ホロリと涙を流し(痛すぎて)眠りに落ちた。
善「え…?嘘でしょ…?A!A!うそだぁぁぁ!!!」
正「善逸さん、息してるじゃないですか。ちゃんと見て下さい。気絶しただけですよ。」
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トリップ人生(プロフ) - 百鬼夜行さん» 良き理解者が居て良かったです!更新頑張りますね!私も応援してますので! (2019年9月1日 12時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
百鬼夜行(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!私も1番くじ、あと一歩という所で完売したんです!気持ちよく分かります!お話、これからも応援してます! (2019年9月1日 12時) (レス) id: 1f8d7eef89 (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - 時透くんと遊びたい☆さん» 瘋漸師匠すごくこだわりました(笑)私も鬼滅の最推しが時透くんなので早く書きたいなぁと思ってます!!感想ありがとうございました!! (2019年8月7日 6時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
時透くんと遊びたい☆ - オリキャラの瘋漸師匠に惹かれました!文章も上手で良かったです!時透君推しなので時透君が出るのを楽しみにしてます!! (2019年8月6日 23時) (レス) id: 48f42011f9 (このIDを非表示/違反報告)
トリップ人生(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» 感想ありがとうございます!体調の事も考えてくださって、本当に感謝でいっぱいです。これからも頑張ります! (2019年8月5日 20時) (レス) id: 63cc30b589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トリップ人生 | 作成日時:2019年7月21日 21時