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『ちょ、それ以上近付かないでおきましょ、な？』
os「えー、なんでなん？チーノは良くて、俺が駄目なのはなんで？」
『は、なんでそれを』
os「見れば分かるわ。チーノが珍しくご機嫌やから聞いてもはぐらかされたけどな？
彼奴が、ちゅうか、俺らが喜ぶのは大抵A関係やからな」
せやから、Aが見つかったんやろうな、って。そう笑うオスマンだが、目は全く笑っておらず。
一歩一歩近付く彼に、脳が警戒を鳴らすので逃げようとするもびくとも動けない。
オスマンの特殊魔法の強さは込めた魔力の量に比例するのだが、此奴、魔力量少ないくせにどんだけ魔力込めたんだよ。
os「なぁ、A？」
『っ、なに』
すぐ隣まで来て、蕩けた目で此方を見つめるオスマンが、私の髪に手を伸ばした。
os「これは、ゾムの魔法の残骸やな？」
その手には、ゾムの蔓についていた葉。
先程使われた時についたのか。
os「登校中に会ったんやな？元々チーノとAがグルだったのに、ゾムが加わった、って感じやな。
どうせ、俺らに気付かれないように協力しとるんやろ？」
『…うっわ、最悪』
os「勿論、俺も協力さしてくれるやんな？」
拒否したら、どうなるかわかっとるよな？と圧をかけるオスマンに、渋々頷く。
os「大先生とか、厄介やろうし。俺いたほうがええやろ。
あー、Aを俺のもんにするために頑張るめぅ♡」
『あ“ぁ“〜最悪、もう三人に気づかれた』
os「チーノが最初っちゅうのは悔しいわ」
『…じゃ、私はこれで』
os「あ、待ってや」
魔法も解けたし、と体育館から出ようとすると、ぐいっと腕を引っ張られる。
その手には、携帯。
os「あんま人前で話しかけられへんし、連絡先交換しよな？」
『…あい』
私も携帯を取り出して連絡先を交換。今度こそ体育館から出ようと歩けば隣にオスマン。
『え、なぜいる』
os「んー？まだ他に誰もおらんからな、別にええやろ？」
『……』
os「…ばらすで？」
『わーい、オスマンが一緒で嬉しいなぁ！(棒)』
os「んふふ」
はぁ、と小さく溜め息を吐けば、オスマンは嬉しそうに口角を上げる。
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天天(プロフ) - 好きです… (2022年4月19日 18時) (
レス) id: bc837922a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは - コメント失礼します！え、めっちゃ好きです、、、sypさんのところが、好みです、！ (2022年3月1日 18時) (レス) @page18 id: 083d316892 (このIDを非表示/違反報告)
rrrremi827(プロフ) - うわん！めためたスキです (2021年3月17日 22時) (レス) id: 36b521ff59 (このIDを非表示/違反報告)
Rin - ﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝちゅき...(()ほんま最高ですわ... (2021年3月10日 8時) (レス) id: ee43a6ccd3 (このIDを非表示/違反報告)
甘蜜蜜華(精神安定剤())(プロフ) - こういう系の話ッ！大好物です！！！更新頑張ってください！ (2021年3月8日 23時) (レス) id: 80388bac17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むっちゃい | 作成日時：2021年2月21日 10時
