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テヒョンさんは一瞬固まってから、すぐに俺の肩に顔を埋めた
TH「俺があんな挑発するようなことしたから…」
縋るように腰に手を回されて、強く抱きしめ返される
TH「もし顔に傷が残ったらどうしよう」
一度涙が零れてしまえば、歯止めをきかせるのは難しい。
テヒョンさんの涙は止まらなくて、驟雨でも来たみたいだった。
「悪いのは俺です。後先考えずに一人で帰って…だから、ごめんなさい。」
きっとテヒョンさんはそう言ったとしても自分を責めるんだろう。
それでも大丈夫だと伝えたかった
「傷も浅いし、心配いりませんよ。
それにテヒョンさんがこれから手当してくれるから。」
TH「ぅん…手当する…」
「ふっ」
TH「んぁ！なんで笑うんだよ！」
「だって今言い方が子供みたいだったから。」
TH「ひっどい！俺の方がヒョンなのに！」
「そうですね。テヒョンイヒョン」
TH「え………
えっ！えっ！！今ヒョンって言った！？テヒョンイヒョンって言った！？ねぇもう一回言って！！」
しれっと言ってみたけど、本当は心臓バクバク
「早く消毒してください。
テヒョン…さん」
TH「なんで！！！」
やっといつものテヒョンさんだ
定着させるのはまだ無理だけど、嫌な顔もされなかったし、これからはたまにヒョンって呼んでみようかな
TH「よしっ 手当完了！」
「ありがとうございます。」
TH「A。」
「なんですか？」
呼ばれて返事をしたのと同時に、テヒョンさんは俺の頬を両手で覆った。
至近距離で見るテヒョンさんの三白眼はとても綺麗で、見つめていたらそのまま吸い込まれていきそうな気がした
ボヤっと瞳に意識を取られていたら、テヒョンさんが徐々に近づいてきて、絆創膏の上から頬にキスを落とされた
TH「さてと。チキン食べに行こっか！」
さっきまでの真面目な顔は一体どこへ？
何事もの無かったようにニコニコと部屋を出ていこうとするテヒョンさん
「いっ今キ…」
何故か急に恥ずかしくなって、キスという単語を言う前に途中でやめた。
TH「早く良くなるおまじない。先に行ってるね。」
テヒョンさんはそう言うと、ふわっと笑ってから部屋を出ていった
なんでちょっとときめいてるんだ。
テヒョンさんの顔が綺麗すぎて、不覚にもドキッとしてしまったよ
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夜子(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます(;;) (2020年1月31日 8時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - fumakenloveさん» ありがとうございます(;;)更新遅くなり申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ(><) (2020年1月31日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
うらん(プロフ) - 更新楽しみに待っています。 (2020年1月25日 12時) (レス) id: 13b2fb3d4c (このIDを非表示/違反報告)
fumakenlove(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！忙しいとは思いますが頑張ってください！応援してます！ (2020年1月21日 13時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - ぽこにゃんさん» ありがとうございます(;;) 更新しましたらまた遊びに来てくださいませ^^ (2019年11月19日 0時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜子 | 作成日時：2019年9月2日 10時
