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まとめた荷物を持って全員でエントランスを出た
これで荷物も最後
あとは契約さえ切れればここに来ることはもうなくなる
少し名残惜しくて下から自分の部屋を見上げた。
JN「さぁ、帰ろう」
「はい。」
ソクジンさんの声に引っ張られるようにマンションに背を向けて歩き出すと、なぜだか動きが止まっている皆さん
何かあったのかと先頭を歩いているテヒョンさんの前を覗き込むように確認した
するとそこには例のストーカー女が立っていた。
YG「おい、A下がってろ」
ユンギさんに肩を掴まれて強引に後ろに回されたけど、俺よりもテヒョンさんが危険な気がする
なんだか嫌な予感がして、ユンギさんの制止を払い除けてテヒョンさんの元へ駆け寄った
YG「おいA！」
前に出ると、テヒョンさんを睨みつけている女が俺に気がついた
女「あぁ！Aくん！！」
すごい笑顔で腕にしがみつかれて背筋が凍る
TH「おい何やってんだよ！離れろ！」
テヒョンさんの力で引き剥がされた女は鬼のような形相でテヒョンさんを睨み返す
女「あんたこの前から何なの！？ Aくん！本当はこの人に言い寄られて仕方なく付き合ってるだけでしょ！？」
TH「は？」
女「私が助けてあげる！！！」
なんなんだこいつ…
しかもずっと気になってたけどなんで俺の下の名前知ってんだ
ポストだって表札だって苗字しか書いてないのに
「なんで君に助けてもらわなきゃいけないの？そもそも俺君のこと知らないし…」
女「恥ずかしがらなくていいのに！あんな運命的な出会い忘れるなんて絶対に嘘よ！」
「はぁ？」
女「3ヵ月前に落として散らばった鞄の中身拾ってくれて、優しく撫でてくれたでしょ！？」
いやいやいや完全に人違いだろ
3ヵ月前？
3ヵ月前……
「あ。」
女「思い出してくれた！？」
「確か駅の階段上がる途中で鞄の中身散らばってて…上がるのに邪魔だったからなんか拾って渡したかも…」
JM「頭はなんで撫でたの？」
「それはしてない。断じてしてない。」
JM「だよね〜。ならそこはこの子の勝手なフィクション？」
妄想こぇぇ…
「悪いけど君のこと覚えてない。それにこういう事されるとすごく困る。」
できるだけ刺激しないように軽いトーンで伝えたけど、ストーカー女は下唇を噛み締めて体を震わせた
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夜子(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます(;;) (2020年1月31日 8時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - fumakenloveさん» ありがとうございます(;;)更新遅くなり申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ(><) (2020年1月31日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
うらん(プロフ) - 更新楽しみに待っています。 (2020年1月25日 12時) (レス) id: 13b2fb3d4c (このIDを非表示/違反報告)
fumakenlove(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！忙しいとは思いますが頑張ってください！応援してます！ (2020年1月21日 13時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - ぽこにゃんさん» ありがとうございます(;;) 更新しましたらまた遊びに来てくださいませ^^ (2019年11月19日 0時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜子 | 作成日時：2019年9月2日 10時
