78.−JK side− ページ30
渡されたルール表に目を通すAさんは何故か嬉しそうだった
最初は全く何を考えてるのか分からないような人だったけど、
打ち解け始めてからはあまり大きくない些細な表情の変化でも何となく分かるようになってきていた
NJ「ふっ。なんか嬉しそうだね。普通は嫌がらない？」
同じように気がついたナムジュニヒョンがそう言うと、Aさんは少しはにかみながら右の耳たぶを触った。
A「俺、一度こういうルール守ってみたかったんです。
子供の頃は門限とかそういう縛りがある周りの子が凄く羨ましかったから」
TH「えー！門限なんて面倒くさいだけじゃん！」
A「そういうものですか。」
HS「どうして門限が羨ましいの？」
A「んー、門限までに帰りなさいって良くないですか？なんか、大切にされてるみたいで。」
そう言って少し笑った後、Aさんはまた右の耳たぶに触れた
どうやらこれは恥ずかしい時に出る仕草みたいだ。
ジニヒョンお手製のルール表を大事そうに胸に収めて、ほんのり頬を染めている
あぁ…本当に
可愛い人だ。
どさくさに紛れてAさんのふわふわな髪に触れると、ピリピリと指先が熱を帯びた。
胸が苦しくなるくらいに愛おしく感じて、熱を帯びた指先をギュッと握って抱きしめたくなる衝動を抑えた。
JN「ははっ。なんかグクがヒョンみたいだね。」
A「なっ！」
「僕の事ヒョンって呼びますか？」
A「呼びません！」
Aさんは少しからかいがいがある
でも反応は少し…というかかなり可愛すぎるから、次からかう時はヒョン達がいない時にしよう。
「ならヒョンって呼んでいいですか？」
A「それはっ……良いですよ………別に。」
耳たぶ触るかな？
あ、触った。
今日は収穫が多い。
やっとヒョンと呼べるようになったし、癖の事も知れた
それからAさんは
可愛くてずるいってことも分かった。
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夜子(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます(;;) (2020年1月31日 8時) (
レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - fumakenloveさん» ありがとうございます(;;)更新遅くなり申し訳ありません。もう少々お待ちくださいませ(><) (2020年1月31日 8時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
うらん(プロフ) - 更新楽しみに待っています。 (2020年1月25日 12時) (レス) id: 13b2fb3d4c (このIDを非表示/違反報告)
fumakenlove(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！忙しいとは思いますが頑張ってください！応援してます！ (2020年1月21日 13時) (レス) id: 239b70ca1d (このIDを非表示/違反報告)
夜子(プロフ) - ぽこにゃんさん» ありがとうございます(;;) 更新しましたらまた遊びに来てくださいませ^^ (2019年11月19日 0時) (レス) id: 949c7ed34a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜子 | 作成日時：2019年9月2日 10時
