復讐者の最高責任者は雄英高校の生徒！？【轟焦凍】 (ページ9)

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６　力の差ページ9

『オールマイトですか？』

そう聞いた私を前に

オールマイトはあからさまに動揺していた

『(分かりやっす・・・・)』

逆によく隠し等してこれたな

と、感心した

しばらくして観念したのか口を開き

「あぁ。私はオールマイトだよ・・・・」

と、言った

『そうですか・・・

安心して下さい公には致しませんので』

「あぁ、そうしてくれると助かるよ！」

『はい

後、私が仕事をするのは黒マフィアが攻めてきた時だけでよろしいですか？

私達マフィアには表社会の者に余り公にはしてはいけない力が存在します

一応、掟でもあるので・・・・もしも、という時だけその力を使わせて頂きます

ですから、普段は一人の生徒として接して下さって結構です』

「うん！分かったよ！

それなら、此方としても助かるからね！

周りから、贔屓だ何だと言われなくて済むからね！

後、本当に君は無個性なのかい？」

『(あぁ、またか・・・・嫌になる

そんなに、無個性なのがいけない事なのか)』

『(無個性、出来損ない

昔はよくそう言われてたな・・・・・)』

内心でそう悪態をつき昔の事を思い出して

眉を寄せる

『・・・・えぇ、先程も言ったよに裏社会の力それが私の実力の殆どなので

それに、そうでもしないと周りとの差があり過ぎると思いますよ』

相手にならないですよと言った私に根津さんは

「だろうね！

君がどんな環境で境遇で育ったのかは知らないが・・・・

君は強い、今まで中学生だった彼らじゃ相手にはならないだろうね！」

『御理解下さい感謝します』

私は目を伏せながら感謝の言葉を口にする

『それでは、これから宜しくお願いします

先生方』

私は改めて皆さんに向き直り

深くお辞儀をしてニコリと笑った

『それでは、お先に失礼させて頂きます』

そう言って私は会議室を後にした

in校門前

先生方と話を済ませて帰ろうと、校門前に行くと

「遅かったな」

不意に声を掛けられ振り向くと

『・・・・何故君が此処に居るの？

轟君』

「お前を待ってた」

何故か、私を待っていたと言う轟がいた

『(個性の事とかかな・・・)』

無個性でヒーロー科に入ったからな

と、考えて

『・・・・そっか、どっか寄る？聞きたい事あるんでしょ？』

私がそう言うと轟は少し目を開き頷いた

そして私達は歩き出した