20 敵襲来 ページ23
『(・・・・っあれは！)
相澤先生！』
私は広場のソレから目を離さずに相澤先生を呼ぶ
「！？一かたまりになって動くな！！」
「え？」
「13号！！ 生徒を守れ！」
私の声に反応し
視線の先にいるソレを睨みながら指示を出す
「何だアリャ！？
また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン？」
一歩前へ出ようとする緑谷君と切島君を
『下がって！あれは・・・・・』
静止の意味を込めて右腕を出しながら言う
『「 敵だ！！ 」』
奇しくも
命を救える訓練時間に私達の前に現れた
プロヒーローが何と戦っているのか
それは
途方もない
裏社会の人達にも似た
悪意
”平和の象徴を殺せ”
『(最悪・・・・)』
バレたらその時はその時だと
仕方ないと、割り切り心に決めたばかりなのに
『(その矢先にこれって・・・・・)』
信じた事すらない神様
けど、もし、もしも神様がいるとするならば
『( 絶対に嫌われているな 私 )』
''なぜ、私は普通になれないのだろう''
気づかれない程度に深呼吸をして
前にいる敵をみやる
『(彼処に居る裏社会の人間は数人だけか)』
私のところに裏の人間だけ一斉に食いついてくれれば
仕留めやすいのだが
そんな簡単にいくわけがないと思い直す
『(さて、どうするか)』
どう対処するべきか考えて居ると
相澤先生が敵の群れに一人飛び出す
その行動に驚くが
『(ヒーローだからか・・・)』
と密かに思う
『(怪我しないでくださいよ)』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Magnolia(プロフ) - ありがとうございます！！！ (2018年4月7日 12時) (
レス) id: de963665ad (このIDを非表示/違反報告)
chikahom(プロフ) - 構いませんよ！ (2018年4月7日 11時) (レス) id: 112ea779e2 (このIDを非表示/違反報告)
Magnolia(プロフ) - 先日描かせていただいたソラさんのイラストを私の作品に載せたいのですが宜しいでしょうか？ (2018年4月7日 0時) (レス) id: de963665ad (このIDを非表示/違反報告)
chikahom(プロフ) - ありがとうございます！！ (2018年4月4日 14時) (レス) id: 112ea779e2 (このIDを非表示/違反報告)
Magnolia(プロフ) - これからも頑張ってください。応援しています。 (2018年4月4日 13時) (レス) id: 714f310ed3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：chikahom | 作成日時：2017年8月30日 21時
