男主×リヴァ2 ページ36
唇がくっついた?
目の前いっぱいにAの顔があって…
その唇が離れるとぼけやる俺の目を見てフッと笑って髪を撫でて離れていった…
理解すると途端に顔が熱くなり、うずくまりたい気持ちを押さえて壁にもたれかかる。
なんだ、コレ
指先が体が…ジン…と痺れる
そんな反応をしてしまう自分自身が理解出来ず
座り込みそうな、怒鳴って悪態を付きたい気持ちも押さえ込んだ。
こういうヤツは相手の反応があればある程、調子に乗ってくるだけだと判っていたから。
代わりに力任せに壁を蹴り込む。
ドゴン!!
A「うお!!・・・えー!ちょ、へいちょっ!なんてことをぉ・・・」
なんて声が聞こえたが無視してその場を立ち去る。
盛大な音がして壁に穴が空いてたが知らん。
アイツに直させる。
それから…だからと言って何もなかった。
だからにそれを気にしてしまっていた自分が馬鹿らしくて苛立つと同時に、胸の中がモヤモヤとする。
ペトラと食堂でにこやかに笑いながら調理をするアイツ。
幼さをまだまとっているが、身長も高く細いながらも男性らしい匂いを漂わせている。
ニコニコと愛想良く笑うその横顔に何故だか胸の辺りが鉛でも飲み込んだように重く感じた。
目線を落として
ズ…と紅茶をすする。
そこにふっと影が落ちる。
A「へーいちょ♪何、物思いにふけってるんですか?そんな時は体を動かすのが一番ですよ!!はい!じゃがいもの皮むき♪」
リヴァイ「あ”?」
てめえのせいだろと睨む目を無視してザルにのったじゃがいもを置いていかれた…
……ショリショリ
無心になって剥いた。
今みたいな何か腐ったみたいな俺にはこの作業は丁度良かった。
ペトラが兵長にあんなことさせて!!と怒っている声が聞こえた。
A「大丈夫っす!兵長を見てごらんなさい!素敵に美しく皮を剥いていますよ!」
パフォーマンスがかった声がこちらに視線を導くが知るか。
ペトラ「わ、あ…ほんとだすごい綺麗…。さすが削ぐ事は上手な兵長ですね!!」
少しイラっとした。
顔を上げてチラリと二人の目を見て、また視線を落とす。
リヴァイ「うるさい。俺も手伝ってやってるんだ、まずい飯作ったら削ぐぞ。さっさとヤレ…」
A「はいはいー♪」
ペトラ「きゃああ!ち、違うんです兵長!あ…ご、ごちそう作りますからぁあああ(;Д;)」
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とりすけ(プロフ) - ぴろぴろ先生さん» お久しぶりですヽ(*´∀`)ノ八月ももう終わりだし記念にピロピロしていいですか?←意味不 だって夏の思い出が欲しかったんだもん…←意味深 M…奥が深いわ…読める程度にか書けてたなら良かったです(;Д;)可愛かったですか///ニヤニヤ (2014年8月29日 23時) (レス) id: 51327fd6ec (このIDを非表示/違反報告)
とりすけ(プロフ) - 黒は空の輝きさん» Mになれてましたかねえ〜?狙って書こうとすると難しかったデス…ハイ(;´д`)ェ□部分が気が付いたら少なくなってた…ただのねちっこい心理描写作品になっちゃいましたorz た、楽しんでいただけたなら嬉しいです(;Д;) (2014年8月29日 23時) (レス) id: 51327fd6ec (このIDを非表示/違反報告)
ぴろぴろ先生 - お久しぶりです!そして更新お疲れ様です!兵長がM化っ!!凄い良かったです!俺得過ぎてっwww可愛い過ぎて悶えてしまいましたw (2014年8月29日 21時) (レス) id: 15988c9980 (このIDを非表示/違反報告)
黒は空の輝き - 兵長がMにいいいいいいいいいいいいいいい!!違う意味で最高です!!さすがです!(吐き血 (2014年8月28日 13時) (レス) id: c17d07b319 (このIDを非表示/違反報告)
カメレオン(プロフ) - うんうん分かるよ!!!なんか文章長くなっちゃうよね・・・・! (2014年8月24日 15時) (レス) id: 47a5365cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とりすけ | 作成日時:2014年7月24日 22時