【進撃】俺好みに教育しよう２【リヴァイ】

いつもの部屋 ページ42

団長室にて生存報告のみして部屋へと戻って来た。








血生臭い体を流し、軽く食事を作った。









カチャ・・・・




食事の味がしない。




リヴァイ「うっ・・」



リヴァイが吐いた。





まぁ、俺も昔は遠征の後はしばらく食えなかった。






A「無理すんな。片付けはするから少し横になれ」




ゲホッ


リヴァイ「あ・・・あんたは平気なのかよ！！アニスも・・・バルトも死んだんだぞ！！」



ドンっと胸を叩かれる。




A「すまんな。そういう感情はもう昔に麻痺してしまったみたいだ」


異常に感覚が冷めていくのが判る。




リヴァイ「っつ・・・・！！」



ガッ



殴られた。


リヴァイ「バカ野郎！！ふざけんな！！そんな能面みたいなツラしやがって！！

悲しいなら泣けよ！！」



ガンッ



床に押し付けられて殴られる。



バキッ



ガッ



リヴァイ「ふざけんなよ・・・・こんなの・・・・こんな・・・・」





馬乗りになったリヴァイが胸ぐらを掴んだまま泣き出す。





ひっ・・



ひっぐ・・・



あああああ・・・・・なんで・・・・





リヴァイ「昨日まで・・・笑って居たのに。さっきまで居たのに！！
怒ったり、あ、あああああああああああ！！」





ぼろぼろとこぼれていく。









ボタボタとリヴァイの涙が顔に零れては流れていく・・・









何で俺は冷静何だろう


そっと自分の唇・・・アニスにキスした唇に触れてみた。






気がついたらスーっと涙が頬を伝っていた。






A「そうだな・・・・。こんなふざけた世界・・・俺が壊してやる。」





ビクン




前を見据えたAの目から・・頬を涙が流れていた。





リヴァイ「A・・・？・・・・な、泣かないで・・・・ご、ごめん」




ぎゅうっと苦しいくらい服を掴む。



リヴァイ「ごめんなさい。ごめんなさい・・・泣かないで。泣かないで」








A「泣いてるのは、てめえだろうが・・・・」







胸の中で泣くリヴァイと、静かに涙を流す。


今日くらい・・・・泣いてもいいよな。

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