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何かあるといつもここにいる。
東隊の隊室の前。
ここは、私にとって数少ない安らぎの場なのだろう。
今考えてもわからない。三雲という人間。
言ってしまえば、格下の相手だ。それなのに私は何に腹を立てていたのか。どうしてああも不愉快だと思ったのか。
私には理解できないな。どうして理解しようとしているのかもわからない。
揺れている。
自分という人間も理解できず、今まで相手を理解しようなんて思ったことなどないのに、何を今更。
兎に角、こういう時は、無性に東さんに会いたくなる。
東隊の隊室に東さんはいなかった。その代わりに、
「あ、管さん!」
「管さん、お久しぶりです。」
東さんを除いたメンバーが揃っていた。奥から人見も顔を出す。
「あ、管さん。東さんならいま会議中ですよ。」
『会議?なんの。』
「えーっと、確かボーダー入隊日にある初日訓練のミーティング…だったかな。」
とんだ無駄足だったわけか。私がついた溜息を人見は見逃さなかったようで、その代わりに…といって一本のDVDを取り出した。
「新作の映画借りてきたんですけど、一緒に見ます?」
小荒井と奥寺がうっと息を呑む。人見の持ってくる映画といえば、十中八九ホラー映画だろう。タイトルからグロテスクな予感がひしひしと伝わってくる。
『ま、暇だし見るか。』
「見るんですか!?」
『なんだ、怖いなら強制はしないぞ。多少部屋が暗くなるだけだ。気にするな小荒井。』
小荒井はむっとするとすでにソファに座っている奥寺の隣に座る。
この後、小荒井の絶叫が響き渡ったことは言うまでもない。
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迅さんラブ - 続編カモーン (2019年4月8日 23時) (レス) id: 19c16fa711 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 続編来てー!! (2018年12月24日 15時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
り - 続編みたいです。 (2018年6月25日 18時) (レス) id: 68deff2841 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - みぃちゃん,mさん» 返信遅くなりました。本編は大した絡みもなくグダグダしてしまったので、短編の初っ端は出水で行きます。ある程度書いたら公開いたしますので、気楽にお待ちください。ありがとうございます! (2018年4月18日 7時) (レス) id: ec5508f4a5 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - すずさん» 返信遅くなりました。ありがとうございます!無事完結いたしました。短編作成中ですので、そちらでは出水との絡みなどなど…書いていきますのでよろしくお願いします! (2018年4月18日 7時) (レス) id: ec5508f4a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:四季 | 作成日時:2018年2月17日 18時