•異能力実験_第2回 ページ40
〈nosaid〉
(会話分多めです。)
数分後。漸く逃走劇が終わったのか、社に静けさが戻る。
騒音の原因となる人物…乱歩は黒猫姿のAを抱き上げ、自分のデスクに座る。
「よしよし」と満足そうに頭を撫でる乱歩とは対照的に、嫌そうな顔を浮かべるA。
そして事務員達はヨイショよいしょと散らかったフロアを片付ける
乱「あ、皆。色々散らかってるヤツ、Aが元に戻ったら片付け”させる”から!やらなくて良いよ」
『ナ゛ッ!?』
太「(『は!?』って云ったんだろうな…)」
国「……乱歩さん」
此処で、ようやっと現実を受け入れる事が出来た国木田がAを撫で続ける乱歩に問う
乱「なに?」
国「その、先程まで…何をされていたのですか?」
乱「”何を”って、訓練だよ訓練!」
敦「訓練?」
側から見ても、身内が見ても…さっきまで起こった事を「訓練」とは言い難い。
賢「訓練と云っても、Aさんがやる必要があるんですか?もう
乱「賢治君の云う通り!でも、そう云う意味での訓練ではないんだ。」
そう云うと、乱歩は椅子から立ち上がりAをデスクの上に乗せる。
そして腕を前で組み、胸を張ったかと思うと…
乱「コレはAの為の訓練であって……」
谷「あッて?」
乱「探偵社の為の”異能力実験”でもあるんだ!!」
そう言った。
敦「い…異能力実験…?」
ネーミングセンスが無さ過ぎる…
『にゃぁア?(俺初めて聞いたんだけど?)』
異能力実験とは…何か違法的なものなのか、合法的なのか…?
乱「皆はAの異能力の概要は知ってる?」
そう事務員と調査員達に問い掛ける乱歩。然し誰一人も答える事はなく、ただ首を傾げるだけであった。
それも同然。Aは自身の異能力の概要を皆に話していないからだ。
然し
「確か、変化してる時は時間制限があるんじゃなかったかい?」
一部の人を除いて。
乱「その通りだよ
__与謝野さん」
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( ◜◡◝ ) - 更新頑張って下さいね!応援してます! (2022年9月18日 0時) (レス) id: 1ac35838e6 (このIDを非表示/違反報告)
( ◜◡◝ ) - お茶漬け食べてるとこで思い出しました…( ◜▿◝ )中也の声やってる谷山紀章さんは永谷園の鮭茶漬け一択なんだそうですよ?( ◜ω◝ ) (2022年9月18日 0時) (レス) @page32 id: 1ac35838e6 (このIDを非表示/違反報告)
虎の実況席(プロフ) - ててってーてってててさん» 有難う御座います!ネタを頑張って考えて、更新も頑張りますね! (2021年10月15日 17時) (レス) id: 1ad4b84e65 (このIDを非表示/違反報告)
ててってーてっててて - あなたは神だな(確信) 更新されててすごい嬉しかったです! 一話一話おもしろい!更新ふぁいと〜 (2021年10月15日 15時) (レス) @page40 id: 98a70de313 (このIDを非表示/違反報告)
虎の実況席(プロフ) - 狼煙さん» ありがとうございます!!無事に更新出来ました!ご心配•応援ありがとうございます! (2021年10月7日 7時) (レス) id: 1ad4b84e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虎の実況席 | 作成日時:2021年9月15日 0時