にわか、トリップしてから2年経ったってよ【文スト】

•或る爆弾＿4個 ページ24

如何も、Aです。



今…。太宰さんが、敦君に「仕事を斡旋してあげられる」と提案してる所ですね。

その言葉に物凄く反応を示す敦君。さっき迄のあのテンションは何処へやら…



探偵社以外に、敦君を雇ってくれる仕事場は少ないと思いますけど…斡旋…。


……まぁ。太宰さんなりに何か考えがあるんでしょうね。俺は引き留めません。





太「それじゃあ早速、向かおうか。



……あ、A君。」




太宰さんが言う場所に向かおうとしたら、急に引き留められた。…なんでしょう




『ん？はい』

太「私はこれから敦君とある場所に向かうけど…A君は、先に探偵社に帰ってくれるかい？」

『え…俺だけ仲間外れですか？』

太「そう云う訳ではないよ。今、探偵社では”君を待っている”からね。」

『はあ…』





如何云う事でしょうか…ボソボソと敦君に聞こえない様な声の音量で言っていますが……

まぁ、考えていても何も変わらないと思うので、探偵社に行きましょうか





『……じゃあ、お先に失礼しますね。』

太「はァい」

敦「え、A君は一緒に行ってくれないの？」

『ごめんな…ちょっと仕事あるの忘れててさ、先に探偵社に帰るんだ。
…敦君、仕事頑張ってね』

敦「そっか、それは仕様がないね……えっと、色々本当に有難うね、A君！」



『それじゃあまた。』と一言残し、探偵社に向かうべく歩き出した。




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短いですが、一旦切ります！

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