前日 ページ12
右足がなくなる前日の今日。
色々な人が来てくれた。
優斗「先輩！お見舞いに来ました！」
A「優斗！ありがとう」
優斗「いやいや、退院したら
絶対に、遊びに行きましょうね」
A「じゃぁ、好きな先輩は？」
優斗「A先輩と、二宮君です」
A「おぉ、よくできたね」
優斗「絶対ですよ」
優斗が、いつもの明るい感じで
会いに来てくれたり。
北斗「A？」
A「ほっくん。お見舞いありがとう」
北斗「大変だったな」
A「うん…あ、右手に持ってるのは？」
北斗「お見舞いの品」
A「ありがとう。一緒に食べよう」
北斗「いいのか？」
A「いいよ。どうせ、これから
ご飯食べられなくなるもん」
北斗「手術前だもんな」
大好きなほっくんが来てくれたり。
もちろん、トラジャも来てくれた。
そして、面会時間ギリギリに来たのは…
瑞稀「Aいますか？」
A「いまーす」
ほとんど同期の
瑞稀と涼と嶺亜が来た。
涼「こんばんはー」
嶺亜「これ、寄せ書き！」
やっぱり、家族だ。
嶺亜は、妹かな。
A「ありがとう！大輝も書いてくれたの！？」
嶺亜「７MENとHiHiからです」
A「皆、大好き〜」
思わず嶺亜を抱きしめた。
その途端、ふと思い出して
涙が出てきた。
やっぱり、足がなくなるの
嫌だなって。
家族だから弱音、
吐いてもいいかな。
涼「泣いてる？」
瑞稀「待って…もらい泣き…」
嶺亜「A…大丈夫だよ。
絶対、見捨てないよ」
A「優しいね…
もし、踊りが下手でも？」
瑞稀「絶対、見捨てないよ」
涼「相談は、いつでも乗るから。
A「ありがとう。元気が着いたよ」
嶺亜「明日は、朝一に来るよ」
涼「絶対、手術が終わったら、傍にいる」
瑞稀「約束ね」
A「約束…破らないでね」
三人が帰った後、
さっきまであった不安が、
嘘のように、なくなった。
同期って、本当に家族だ。
不安さえも、消してしまう。
優しさが残る病室で、
私は、今日を迎えた。
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紡ぎ糸 - 美紀さん» ありがとうございます。最高は、最高の誉め言葉です！ (2019年6月18日 19時) (
レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - TravisJapan大好きで宮近海斗君と中村海人くんと吉澤閑也君寄りのオールです最高です (2019年6月18日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - 紬さん» アドバイスありがとうございます。早速やってみます。お互い頑張りましょう！ (2019年6月9日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - もう少し行間を開けたら更に良くなると思います！！私もトラジャの紅一点話書いてるので、お互い頑張りましょう！！ (2019年6月9日 13時) (レス) id: 29a6e26902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紡ぎ糸 | 作成日時：2019年6月6日 17時
