いつまでも【トラファルガー・ロー】 (ページ9)

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いつまでもページ9

そして私がなかなか泣き止まないのと、フラれた理由を言わないので、かなり真剣なムードになり、いつしかつなぎ集団と、父と私の巨大な円ができ、みんなグラスを片手に私が話し出すのを待っているという、奇妙な形で取り囲まれることに

ちなみに、母とアイツ(※ロー)はカウンターでじっとこちらの用を見ているようだった

(すみません、これからは、はるな父→父と表記します、はるな母も同様にそうします)

父｢はるな、教えてくれ、一体何があったんだ？｣

いつまでも話そうとしない私にややしびれをきらたしたようだった

はるな｢なんで、さっき会ったばかりのこの人たちにまで、話さなくちゃいけないの、｣

初対面の私に優しくしてくれた彼らに向けて、酷い言い方をしていることに自覚はある

シャチ｢いやぁ、男がいた方がその彼氏の男心っていうのを判断できるかなー、とか、思ったり、、、？｣

一理あるな

そう感じたため

腹を括って私は話した

彼氏に浮気されたこと

浮気相手の女とこれからは付き合うから、私と別れたいと言ったことを

父｢ハァァァ！？浮気だァァ？！｣

｢なんだソイツ！ひでェな！！｣

｢どこにいるんだそいつ！オレ、ぶん殴ってきてやるよ！｣

｢浮気はダメだな｣

｢ってかなんで偉そうに振ってんだって話だよな｣

はるな｢っ、｣

少しだけ、自分が悪いのかもしれないと思っていた

浮気される方が悪いのではないか、と

でもそんなことは無いんのだと、つなぎ集団の言葉から理解出来て

少しだけ、安心している自分がいる

ロー｢お前、悔しくねェのかよ｣

その一言により

元カレの酷評でザワついていたつなぎ集団が押し黙った