いつまでも【トラファルガー・ロー】 (ページ10)

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いつまでもページ10

その言葉に、尚更涙が溢れてくる

悔しい？

はるな｢悔しいに、決まってるじゃないですか、、

クズな彼に浮気されたことも

クズな彼にフラれたことも

クズな彼に惹かれてしまったことも

クズな彼を許そうとした自分も！

全部が、大っ嫌いになるくらいっ、ぐやじい、｣

私はみっともなく、泣き叫んだ

私は、なんて、見苦しいんだろう

ロー｢それで？どうしたいんだ？｣

ニヤッと、何か企むような怪しい笑みを浮かべ、こちらの様子を伺っている様子

どうしたい、、、か。、

はるな｢どうもしたくありません｣

｢｢｢｢！！｣｣｣｣

てっきり私が、復讐したいだの、見返してやりたいだの、仕返ししたいだの言うと思ったのであろう彼らは驚く

それはあの死の外科医も同じだったようだ

ロー｢悔しいんじゃねェのかよ？｣

はるな｢悔しいですよ、20超えた大人が、こんな無様に泣きわめくくらい、悔しいです、、、

でも、私はまだ、彼のことが、大好きなんです、、｣

例え、どんなにクズで、最低であろうと、惚れてしまったのだから仕方がない