【呪術廻戦】ナキムシですが (ページ40)

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90.宣戦布告ページ40

悠二「…ん？でもはるなの家族の人、みんないい人じゃなかったっけ」

野薔薇「ちょっと待って、なんであんたがそんなこと知ってんの」

悠二「あ、そっか釘崎達は知らねぇもんな、俺がまだ死んでるってなってた時、はるなは生きてること知ってただろ？だから五条先生がちょくちょく連れてきてくれてさ、そこでなんか場の成り行きで五条先生から聞いたんだ」

五条「凄いざっくり説明すると、四ノ宮一家は古くからの呪術一家で、はるなも呪術師になるはずだったんだけど、御家族がはるなが可愛くて仕方なくて、呪術師にしたくなくて遠ざけてたけど、不慮の事故ではるなの力が目覚めて呪術師になったって感じかな」

伏黒「そう言えばアイツの家族に話って通したんですか？」

五条「ううん、通してない、はるなの家族の両親、兄はもう既に亡くなっているからね」

悠二「え、そうだったの、？」

五条「うん」

野薔薇「それで結局なんでそんだけ可愛がられてたはるなが狙われてるわけ？」

五条「四ノ宮家は禪院家とすごく仲が良くてね、僕は上層部大っ嫌いだから仲悪いわけ

その僕が直接教えている高専に通わせたくないと思うのはおかしな事じゃない

それにはるなを可愛がってたのは両親と兄、あくまでもそこまで

はるなのおばあちゃんやおじいちゃん、それよりもっと遠くなる親戚の人たちは、呪術一家で、ちゃんと術式も体に刻まれているのに呪術師にならないことなんて納得いかないでしょ」

野薔薇「じゃあなんで、高一の途中まではるなは呪術師にならないことを許されてたの？」

五条「許されてたわけじゃないと思うよ、でも、はるなの両親、そしてお兄ちゃんは四ノ宮の中でもとても優秀な術師でね、多少のわがままは通されてたんだと思う」

伏黒「その説、濃厚ですね」

悠二「っつか絶対それじゃん」

野薔薇「はるなの意見きけって感じ」

五条「四ノ宮家は御三家ではないけどその下くらいに良いとこの呪術一家だからね〜、今回は流石の僕でも好き勝手めちゃくちゃに出来るわけじゃない、でもまぁ、僕の可愛い生徒に手を出してるんだ

宣戦布告だと受け止めているよ」

五条は悠二が1度死んだときに見せたような不愉快オーラ全開である

悠二(キレてる…)

伏黒(キレたな…)

野薔薇(キレた)