92.真相 ページ42
はるな「…んん、…ん、?、!」
目が覚めると窓のない部屋の中にいた
はるな「そっか、連れてこられちゃったんだっけ、私…ってかここどこ」
「失礼ですね、自分の家をもう忘れたのですか」
この声は…
はるな「…おば様、お久しぶりです」
おば様「えぇ、お久しぶりです。本当に。
一体五条のお坊ちゃんのところで何を教わっていたんですか、家の存在も忘れるほどに」
いちいち嫌な言い方してくるな〜ムカつく
はるな「おば様、そんなことよりどうして私をここに連れてこさせたのですか」
おば様「ここがあなたの家だからです」
はるな「違います、私の家はこんな息苦しくなかった、ママとパバとお兄ちゃん、みんな死んじゃってから全部置いてきたんです、楽しかった思い出も、辛かったことも、全部!もう戻らないと誓って、全部置いてきたんです。だからこんな息苦しくありません」
私の直接血が繋がっている家族4人は、四ノ宮の御屋敷とは別の場所に住んでいた
おば様「あなたの両親と兄には、あなたのような才能の持ち主を呪術師に育てなかった罪があるのです。そのような罪人と過ごした思い出の何が大事と言うんですか」
さすがにその言葉には堪忍袋の緒が切れた
はるな「ママたちを罪人呼びするな!!ママたちはオメェなんかと違ってちゃんと私の中身をみて呪術師にさせないって判断したの!」
おば様「はぁ…。そんな汚い言葉遣い、一体どこで覚えてきたというのですか、それも全て、高専なのでしょう。
あなたの今の言葉で決心が着きました。いい機会です。明日から高専に通ってはなりません」
はるな「っ、なんでよ!なんで私から全部奪うの、!ママたちを殺したのもあんた達なんでしょ!」
おば様「なにを言ってるのやら」
はるな「五条先輩は、ママたちは優秀だって言ってた、それなよに3人とも任務中の不慮の事故っていう理由で亡くなるわけが無い!」
おば様「それがわかったところで、あなたはどうするのです」
はるな「っ、」
おば様「もう過ぎたことなのです。忘れなさい。明日からはあなたに教育者を付けます。1体1で稽古してもらい、術師を磨きなさい」
そう言っておば様は部屋から出ていき、鍵をかけた
薄々どこかで分かっていた、ママたちがそんな簡単に死ぬはずがないと
まずおば様が主犯だなんて疑いたくもなかった
どうしよう、このままじゃ私、あのババァ殺しそう
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作者名:toramaru08 | 作成日時:2022年1月3日 20時