虹色49 ページ4
ラクサス「お前も気分変えて来いよ」
はるな「…え?」
ラクサス「構ってほしそうなヤツらが下にいんじゃねぇか」
はるなが2階から下を見下ろす
ナツ「お!やっと気がついたか!俺と遊ぼーぜ!」
グレイ「は?何言ってんだ!俺の方が先にいただろ!」
ナツ「はぁ?!先に誘ったのは俺だ!」
グレイ「クソ炎」
ナツ「クソ氷」
はるな「私今、ラク兄と遊んでるからっ!」
ナツ グレイ「「はぁぁぁあ?!ラクサスとぉぉ?!」」
その会話を聞いていたラクサスはとても驚いた
ラクサス「は?おい、はるな、何言って…」
はるな「私はいま、ラク兄と一緒にいたいのっ!」
そっぽ向いて目に涙を貯めながら言うはるなに
ラクサス「ふっ、そうかい」
ラクサスは負けた
はるな「お膝乗せて?」
そう言って自分の方に両手を広げてくる
ラクサス「はぁ、お前ほんとに12歳かよ…」
子どもっぽいと感じながらもラクサスははるなを抱き上げ自分の膝に乗せた
はるな「♪」
途端にはるなは上機嫌に
ラクサス「はるな、ソルネに謝ってやれよ?」
頭を撫でながらはるなに言う
はるな「…」
ラクサス「友達なんだろ?大事にしろよ」
はるな「っ…うん」
その時タイミングよく、エルザとソルネが戻ってきた
ソルネ「…」
はるな「…」
二人の間に気まずい空気が流れる
「「ソルネ!/はるな!」」
はるな「…っ」ソルネ「…っ」
はるな「私が先に…」
ソルネ「いやっ、私が」
はるな「…もしかしたら同じことかもね、」
ソルネ「じゃあ…一緒にいう?」
はるな「うん」
「「ごめんね」」
「「ふふっ!いいよ、許してあげる」」
2人同時に言葉を発した
その様子をラクサスとエルザは嬉しそうに見ていた
ラクサス「ソルネになんつったんだ?」
抱き合ってる2人を横目にエルザに小声で聞く
エルザ「これでもし、はるなと一生口を聞けなくなったらどうする?ソルネとはるなは友達なんだろう?じゃあ何をすべきかわかるよな?」
エルザ「そういっただけだ」
ラクサス(半分脅しじゃねぇか)
ーーーー過去終ーー
ミラ「ということがあったの」
ルーシィ「な、なんか壮絶…」
ミラ「でもね、あれ以来ケンカはしてないのよ?あの二人、2人とも、友達を大事にしてるからね」
ルーシィ「なんか、それ、いい話ですね」
ミラ「でしょ?」
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作者名:toramaru08 | 作成日時:2020年5月22日 23時