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虹色59 ページ14

エルザ「はるなに手を出てないだろうなぁ?!」


エルザはジェラールに攻撃しながら怒る


ジェラール「どうかな」



ジェラールも挑発するように返す



エルザ「はるな…私もひとりの世界から、救い出してくれた!!

いつも独りだった私の、孤独を忘れさせてくれたっ!」




〜〜エルザがギルドに入った頃〜


エルザはいつもひとりで椅子に座っていた


小さいはるなはグレイにいつも遊んでもらっていた



グレイ「あいつ、いつも、1人だよな…」



それを聞いたはるなはエルザの方を向き



はるな「グレイ!はなしかけにいこー!」



グレイ「お、おお?!」



はるなはグレイの手を引っ張り、エルザの元へ


はるな「ねぇねぇ!お名前!お名前教えて?」



可愛らしい笑顔をエルザに向けるが




エルザ「…」



エルザは見もしなかった



グレイ「おいてめぇ、聞こえてんだろ?なんて無視すんだよっ!」




はるな「グレイー!だめだよ!そんなふうにいったらっ!もう遊んであげないよ?」



グレイ「なっ…悪かったよ…」



はるな「あのね!わたしははるな!こっちはグレイ!グレイいっつも裸なんだよ!」



グレイ「変なこと教えんな!」




はるな「えへへ〜



あっちで一緒に遊ぼうよ!ね?」




エルザ「ほっといて」




はるな「えっ…」




グレイ「はるな、1回戻ろうぜ」





はるな「…うん」





次の日、また次の日もはるなはエルザに話しかけ続けた



エルザは最初は不服そうだったが、だんだんはるなのゴリ押しに馴染んできて、相槌はしないけれど話は聞いていた




はるな「それでね!カナがね!」




はるなはそれに気がついているのか気がついてないのか分からないけれど、聞いていないかもしれないのに毎日それはそれは嬉しそうに仲間の話をしていた





エルザがみんなの事を覚えられるように。早く馴染めるように





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ガンッガンッガンッガンッ




はるな「エルザは、ハァハァ、本当は誰よりも、仲間思いで、強くて、綺麗で、ハァハァ…かっこいいんだーー!!」





ゴンッ!!!




ピリピリ





はるな「っ!ヒビが…」





ピリピリピリピリ バンッ!





はるな「!!壊れた!やったーー!こうしちゃいられん!エルザを助けに行かなくちゃ!」





はるなはエルザのいる部屋に走り出した

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作者名:toramaru08 | 作成日時:2020年5月22日 23時

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