舞え 桜柱！

32話 蝶屋敷 ページ32

あの日からあと半月で2年がたとうとしている




まぁ私も月日に伴い、強くなった



簡単にはやられないんだからー！




私は今とある人から逃げてます




今からしのぶのお屋敷に遊びに行く



はるな「しのぶ〜！やっほー！怪我してないけどきちゃったー！」



戸を開けて言う



胡蝶「もう！怪我してないのにまた来たの？…ってまぁ、はるなには何言っても通じないからもういいけど…

寝ている人もいるから静かにお願いしますよ？」




はるな「うん！勿論！ありがとう！」



私はカナヲちゃんを探してる



まぁいつも縁側にいるし



はるな「やっほ！カナヲちゃん！」



カナヲ「こんにちは、はるなさん」にこ



はるな「もう〜相変わらず可愛いな〜！ってあ！最終選別から戻ってこれたんだって？さすがだね！」



カナヲ「そんな事ないです」にこ


はるな「いや〜もう胡蝶家の誇りだよ！最終選別、どうだった？」



カナヲ「うーん、思ってたよりは簡単でした」にこ



はるな「そっかそっか！それじゃあ柱になるのも近いね」



カナヲ｢だといいですけどね」にこ



はるな「何人残ってた？」



カナヲ「5人です」にこ



はるな「うーん、5人か、そっかそっか！
あ！お菓子食べに行こー？」



カナヲ「はるなさんはなんのために来てるんですか？」にこ



はるな「え？…ふふー！お菓子食べに来てる！」てへぺろ



カナヲ「(汗)」



うわ、やば、今自分でやってて引いたわ



年下相手に何してんだか…




まぁ、お菓子お菓子



そう思って1度中に入ると外から1番会いたくない人の声が聞こえた



「おい胡蝶！はるなここにいるだろォ！出せ！」




不味い



カナヲちゃんが



え？




みたいな顔をして私を見ている



やめて、そんな顔しちゃダメよ…



はるな「気のせい気のせい…さ、お菓子食べに行こー 」



胡蝶「はるな？何してるんですか？」にこ



しのぶは怒ると私に対して、一言もタメ口を使わない



あ、胡蝶さん、お怒りで…



はるな「い、いや〜あの、お菓子を食べよう「まさかとは思いますが、稽古から逃げてきたんじゃないですよね？(にこ)」いやぁ、まさか、」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ(汗)



胡蝶「じゃああれはなんですか？」にこ




はるな「私もわかりません…」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ(汗)

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