推しくんと付き合っちゃった話 【 こ ろ ん 】

364推しくん ページ21

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「 たぶんね、そろそろ誰かしら迎えに来ると思うんだ。………おねがい、最後にAちゃんからキスして 」


『 そ、そんなの…無理だよ。…だって 』


「 ころちゃんがいるから？罪悪感？それとも僕が可哀想？ 」



声を震わせて言う彼を見ていられなくてぎゅっと抱き締めた。


こんなにジメジメ暑いのに彼の身体は冷えてて、雨のせいかな。




『 るぅとくん、だいすきだよ。……でもね、るぅとくんは大切なお友達でいてほしい。だめ？ 』



「 ……すきとかいったら、期待しちゃう。やめて、そういうの 」



『 やだよ。…だって、すきだもん。ともだちとして、だいすきなの 』



トントン と背中を摩ってあげる。


弱った彼をいま支えてあげられるのはきっと私だけ
元気付けられるのも私だけ…かな。



「 僕ひどいことした、殴っていいよ 」


『 え、そんなこと出来ないよ！！るぅとくんの顔に傷ついちゃう 』



綺麗な顔に傷なんてついちゃったら リスナーの子に怒られちゃいそう。



「 そんなの気にしなくて良いのに。…じゃあ、殴んないでね 」



え？ っと彼の言葉に気を取られてる隙に彼の手に顎を掴まれて ちゅっと唇が熱くなった。



離れた時の彼の顔が脳裏にこびりついてなかなか離れていかないや。




「 んふ、僕諦めないもんね 」



舌をペロッと出した彼の顔はまるで小悪魔だ


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リクエストありがとうございます！！

【 るぅとくんとの絡み 】

でした。


※ ガッツリRのリクエストでしたが物語的にアレだったのでちょい軽めの絡みだけにさせて頂きました。申し訳ないです(＞＜)


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