７話 ページ9
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隣で歩くの此奴はムスッと不細工な顔をしていた
折角の整った顔が台無しだ、隣を歩きたくないレベルである。
「 なんか、仲良さそうじゃん。あんな子、知らなかったんだけど！ 」
『 なんでそんなにキレてんの。あの子いつも保健室にいるの。体弱いんだ 』
答えてあげたのに ふーん なんて興味無さそう。
まったく、ほんと人の話を聞かないんだから。
近くのコンビニ寄りキンキンに冷えたアイス売り場に駆け込む。
今日はどれにしようかなって品定めをする。
「 ぼくこれにしよ。決まった？ 」
『 んー、これとこれで迷ってる 』
ソーダ味のアイスキャンデー か 無難なソフトクリームか
顎に手をやって うーんと悩んでいると隣から水色のパッケージをしたアイスを取られた。
「 A悩み始めると長いから僕が決める。夏っぽいし、これにしよ 」
強引だけど まぁいっかってレジに並んだ。
お約束通り奢ってくれて何だかんだ言って優しい
やっぱ論は育ちがいいからなぁ。
親御さんもいい人だし、まぁ口は悪いけど。
「 ん。きょう、待っててくれてありがと 」
『 え、素直じゃん。…も〜！可愛い所あるなぁ！ 』
コンビニを出たすぐ側で ギューッと抱きつく。
やめろよなんて言って剥がそうとしてくるからもっと強く抱き締める。
少し恥ずかしそうにしてる所とか昔から変わらなくて
ちょっぴり懐かしい。
こんなに暑い日にギューって抱き着くなんて暑苦しくて仕方ないはずなのに、少し心地よく感じるのは可笑しいかな。
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さざんか(プロフ) - 私の予想の斜め上をいきました…笑まさか信号機組とは！！今作品も素敵です…！！ (2020年3月28日 2時) (
レス) id: dfb928314c (このIDを非表示/違反報告)
おお - これ以上よんだら尊すぎて死ぬ (2020年3月27日 21時) (レス) id: 6b04e95e5a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ☆(プロフ) - やばぁぁぁぁぁぁぁい！！！るぅとくんが身体弱い設定！ありがとうございます！待ってました！(何様)頑張ってください！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: c11488bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白兎
| 作成日時：2020年3月27日 19時
