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15話 ページ17

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HR終了の挨拶が終わり各自バラバラに分かれる。

部活の行く者、遊びに行く者、それぞれだ。


「 せんぱああ〜〜〜い!! 」

『 わっ!!…莉久くん!! 』


教室でぼーっと待ってた私に後ろから抱き着いてきた可愛い後輩くん

走ってきたのか髪の毛がぐちゃぐちゃで息も荒い。


『 校門で待っててくれるんじゃなかったの? 』


「 だって、待ちきれなくて 」

へへって鼻を掻く
グイッと腕を引かれて階段を駆け足で下がる。

こう見ると彼も男の子である。
わたしより大きい手、足も早いし、ほんの少しだけ私より背も高い


「 あ、手繋いでいいですか…? 」

『 へ…えっと、どうぞ 』

やったって指を絡められる。

恋人繋ぎされるなんて生まれて初めてです…。
莉久くんの手は暖かくて心がほっこりする。


「 あ、せんぱい照れてます?顔真っ赤ですよ 」

『 だって、初めてで… 』


恥ずかしくなって思わず俯いてしまう。
いつも可愛いくせに、なんかきょうはせっきょくてきでカッコイイ、狡いよ。


「 ぼくも、先輩が初めてですよ 」

照れたように笑うから胸にドキュンっと何かが刺さるような感覚に陥る。

何この子、私のツボを知り尽くしてるの?
もしや、バレバレ…?

デート開始3分ちょいでもう攻略されてる…?

この男、侮れません。


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設定タグ:すとぷり , 信号機 , るぅと、ころん、莉犬   
作品ジャンル:恋愛
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さざんか(プロフ) - 私の予想の斜め上をいきました…笑まさか信号機組とは!!今作品も素敵です…!! (2020年3月28日 2時) (レス) id: dfb928314c (このIDを非表示/違反報告)
おお - これ以上よんだら尊すぎて死ぬ (2020年3月27日 21時) (レス) id: 6b04e95e5a (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ☆(プロフ) - やばぁぁぁぁぁぁぁい!!!るぅとくんが身体弱い設定!ありがとうございます!待ってました!(何様)頑張ってください! (2020年3月27日 19時) (レス) id: c11488bac6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白兎 | 作成日時:2020年3月27日 19時

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