推しくんと付き合っちゃった話 【 ころん 】

226推しくん ページ28

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ベットに腰かけて ラッピングのリボンを解いていく

ちらりと見えたのに ドキッとして喜んでくれるかなって少し胸が跳ねる。


「 これ、あれ？ガトーショコラってやつ？ 」

『 誰でも作れるって書いてあったから、見た目ちょっと汚いけど 』

少し亀裂が入ってて ボロッて崩れそうに見えるけど
愛だけは込めたもん。

ころんくんの考えて作ったもん。


『 初めて作ったから、美味しくないかも 』

「 Aが作ったんだから美味しいよ 」

そう言ってひと齧りした。

ドキドキして瞳をぎゅっと閉じる。
初スイーツ作りだから期待はしてないけど、美味しいって言って欲しいな。


『 …きゃ、』

ぎゅっと彼の方に引き寄せられてよしよしって頭を撫でられる。

何事かと思えば 嬉しそうに頬を綻ばせていた。


「 美味しいよ。Aの手作り貰えてぼく幸せ 」


よくできましたって褒めてもらえた。

不器用な私は、バレンタインが正直苦手でかわいい女の子達が手作りで作る可愛いチョコレートが羨ましくて少し憎かった。

でも、すきなひとから褒められちゃって大好きになっちゃった。



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バレンタイン皆様は貰えました〜？？

女の子達からたくさん貰いました( ˶˙ᵕ˙˶ )


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