174推しくん ページ24
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外は イルミネーションの光で照れされていて
寒さも忘れてしまうほど綺麗。
息はほんの少し白いけど。
「 もうイルミネーションの季節なんだ、綺麗 」
『 ね、るぅとくんは見に行く予定あるの? 』
こんなにカッコイイんだから 一緒に見に行く予定の
女の子とか居そうだなあ。
イルミネーションデート とかロマンチックで憧れる
「 ないです。…僕はぼっちなんで 」
不貞腐れて 繋がれた手がぎゅっと力強くなった。
私より一回り大きな手に少しキュンとしてしまう。
『 んー、ごめんね。不貞腐れた〜? 』
彼の顔を覗き込むと 頬が真っ赤だった。
寒さでなのか、それとも…。
「 ちがう。…ちょっと羨ましくなっただけです 」
私の腕引いて 早歩きで前に進む。
あんなに可愛い声してても 意外と男らしい体つきに未だに慣れない。
目の前には彼の大きな背中があった。
「 ちょっとだけ、ころちゃんが羨ましいだけです 」
振り返った彼の顔は悪戯な笑みを浮かべていて
でも私はよく 意味がわからなくて
キョトンとするしかできなかった。
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ぷ め て ゃ - リクエストさせていただきます! お揃いのネックレスがリスナーさんにバレてころんくんに彼女説が浮上して少しざわざわしちゃう系のお話が読みたいです! (2020年1月10日 2時) (レス) id: b60e554cf2 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 更新する曜日等を、決めるなどいかがでしょうか? 他にもこのお話で一区切りにしてまた時間がたった頃その後の二人の様子などが見れるみたいなのでも楽しそうですし色々案はあると思うので白兎さんが納得のいく考えが出ることを切に願っています、長々と失礼しました。 (2020年1月3日 23時) (レス) id: 645d83bd01 (このIDを非表示/違反報告)
しろ - 白兎さん明けましておめでとうございます、そろそろ作品の終わりも近くなってきましたね。話読んでて迷われてるような感じだったので思わずコメを打たせてもらいました。これは私の意見なのですがもし話を続けられたとして今後の新作やもう一作品を考えるとするならば (2020年1月3日 23時) (レス) id: 645d83bd01 (このIDを非表示/違反報告)
らび(プロフ) - はじめまして!!初コメです()お話本当に大好きです!更新まってます (><) (2020年1月3日 10時) (レス) id: 312adacb01 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - ああああ!ころんくんやりますねぇ!?(訳:更新待ってます!) (2020年1月1日 16時) (レス) id: 4661deee11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白兎 | 作成日時:2019年11月20日 22時