推しくんと付き合っちゃった話 【 ころん 】

40推しくん ページ40

.

C side



今日は割とみんな真剣モードらしい



俺の家で行われているのは、すとぷりの打ち合わせ

これからのライブやイベントの話が行われている。

普段ガヤガヤうるさいメンバーも真面目に話し合いをしている。


「 とりあえずライブに関してはこんな感じかなぁ。あ、あと、ころちゃんに個人的なお話がある」


そのなーくんの一言で全員の視線が俺に向けられる
さっきまで真剣モードだったのが全員ニヤニヤ


大方何を言われるかは予想ついてるけど、この話になると毎回にやにやするのやめて欲しい。


「 ころちゃん、Aちゃんのことちゃんと守ってあげるんだよ。俺たちだって何かあれば手助けするけど、ころちゃんは彼氏なんだから 」


うんうんっと無関係の奴らまで首を縦に振る。
最近やけに俺らの関係に首を突っ込んでくるようになった。


特に るぅとくん


あいつは油断できない。
あれは、絶対気があるやつだと思うんだよ。


「 そういえば、Aちゃん帰ってくるの遅いですね。外こんな雨だし、事故とかに巻き込まれてなきゃいいけど…」


「 もうすぐ帰ってくるよ。さっき連絡来たし、だからお前ら早く帰れ！！」


Aにコイツらを会わせるわけにはいかない。
またギャーギャー騒がれては困る。


大事な二人きりの時間を潰されるのはごめんだ。


.

41推しくん→←39推しくん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す