104日目 好き嫌い ページ7
「…」
『…』
「…おい」
「…」
『…』
「…いや、なんか話せよ！」
ベシッ！
「いたっ！」
私とリーマスは特に話したいことがなく、お互い黙っているとシリウスが痺れを切らしてリーマスの頭を殴った。
「シリウス！何で殴るんだよ！痛いじゃないか！」
「うるせー！お前らがいつまで経っても喋んねーのがいけねーんだろうが！」
『とは言われましても、テーマのようなものがないと何から話していいか分かりませんし…』
話さなければいけない事はあったとしても、まず何から話すべきかが分からない。
「じゃあ、自分の好きなもんでも言い合え！ほら、スタート！」
スタートって…
『好きなものですか…チョコとか猫ですかね。あとは本も好きです』
「僕もチョコ大好「それは知ってる」…むぅ、あと本も好きだよ。マリッサと似てるかな」
確かに似ている。
『そうですね…では逆に嫌いなものは何ですか？』
「嫌いなものか…やっぱり争い事かな。平和に過ごしたいからね」
「そんなもん、誰もが望むことだろ。他はねーのか？」
「んー…じゃあ、強いていうなら満月かな。僕狼人間だし」
『まぁ、それは仕方ないことですからね』
彼は狼人間だから、満月の日になると変身してしまう。
だから彼にとって満月はもはや天敵のようなものなのだ。
「そういうマリッサは他にないのか？」
『…1人ですかね。1人は寂しいですから』
「そっか…なんかごめんな、変なこと思い出させて…」
シリウスが私に謝ってきた。
『謝らないでください。確かに昔は1人が多かったですが、今はみんなが居てくれるから寂しくありません』
「寂しくなったらいつでも僕達に頼ってねマリッサ」
「誰かにいじめられたら、俺達がやっつけてやるからな」
『ふふっ、ありがとうございます』
その後も私達は話が盛り上がってしまい、その日の練習は話で終わってしまった。
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鈴之宮(プロフ) - ワラビ〜♪さん» お久しぶりです！大人気のオシャレなシーンなんて初めて言われました！有難いお言葉です！思う通りに書けるか分かりませんが、頑張って書いてみようと思います！ (2018年12月26日 19時) (
レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
ワラビ〜♪(プロフ) - ダンスパーティーの夜のように…(￣▽￣) (2018年12月26日 19時) (レス) id: 5ab99da455 (このIDを非表示/違反報告)
ワラビ〜♪(プロフ) - 図々しくなりますが要望を…大人気のあるオシャレなシーン、お願いします！ (2018年12月26日 18時) (レス) id: 5ab99da455 (このIDを非表示/違反報告)
ワラビ〜♪(プロフ) - お久しぶりですが、最近のお話のリーマスとシリウスの可愛化に妄想でキュンとしているワラビーです笑 (2018年12月26日 18時) (レス) id: 5ab99da455 (このIDを非表示/違反報告)
鈴之宮(プロフ) - 鏡花さん» ありがとうございます！中々最近こちらの方の更新が怠っているので、そろそろ完結に向けて書いていこうと思います！ (2018年9月11日 21時) (レス) id: d027c58287 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴之宮 | 作成日時：2017年8月4日 13時
