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「やっぱり呪いの噂は本当だったんだ…！大光くんは、呪いのせいで…！うわあああ！！」
瑞「これは呪いなんかじゃねぇよ」
頭を抱えながら叫ぶ山本。
そしてそこに瑞稀が釘を指した。
「え…？」
「どういうこと、瑞稀」
橋「だーかーらー、大光は呪いなんかじゃない。人の手で刺されたんです」
橋本の言葉に、ザワつく警察官達と神社の関係者。
その中には、もちろん洋美や山本、田向もいた。
作「大光を刺した犯人、それは…」
作「山本さん、あなたです」
作間があくまで冷静に、それでもしっかりと、山本に向かって指をさした。
隣にいた田向は、無意識なのか思わず1歩引いて山本から離れる。
「な、なんで僕が！」
A「あなたの持っている槍、舞を踊る前と長さが変わっていますよね」
「え…？」
A「体の横に槍を構えた時。踊っている時は槍があなたよりも大きかったのに、今は同じくらいの背になっています」
猪「四ノ宮さん」
名を呼ばれて顎で指された四ノ宮は、ん？とキョトン顔を見せつつもああ、と山本の槍をとる。
猪「槍の後ろ、キャップみたいに取れるはずなんすけど」
「ん…？ここ？」
四ノ宮が槍の後ろ部分をクルッと回すと、猪狩の言った通り槍から外れた。
おお〜！と歓声をあげる警察陣。
少し得意気な顔で猪狩は話を続けた。
猪「槍の棒の方に、矢を入れてみてください」
「こう？…あれ？刃がデカくて入らねぇぞ？」
猪「矢尻の方から」
「…入った！」
猪「それで、キャップを本物の槍の刃に被せてください」
言われた通りに四ノ宮が被せると、槍の刃が隠れ矢の刃がまるで槍のように見える。
これで、山本が舞い終わるまで持っていた槍の完成だ。
優「これを持って何食わぬ顔で踊った後、暗闇に乗じて大光を後ろから刺す。そのまま槍を抜けば、矢だけ大光に刺さったまま残り、あとは元の槍の状態に戻すだけ」
A「これでトリックの完成です」
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まれぴゅま(プロフ) - るーさん» 3 4 6はそちらの作品を引用させて頂いてます！ (2020年4月26日 22時) (
レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - コメント失礼します。このお話に出てくるトリックってナゾトキ姫は名探偵のやつですかね！？まさか好きな漫画のトリックがこのメンバーで繰り出されると思わなくってすごく嬉しかったです！他のトラブルもすごく面白くってワクワクしてました。これからも応援してます！ (2020年4月26日 16時) (レス) id: 88a8186e1a (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - aiさん» わ、嬉しい！！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月14日 1時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます…！まれぴゅまさんの書くお話大好きです！これからも頑張ってください！！ (2019年12月17日 22時) (レス) id: ceec3d79fd (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます~~~(^^)これからもよろしくお願いします！ (2019年12月2日 7時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年11月14日 22時
