･ ページ27
･
「な…！なんで俺らが！」
「そうですよ！僕達が大光くんを刺す理由なんてどこにもありません！」
「んー、にしてもねぇ…君達以外出来ないそうなんだよ」
「し、四ノ宮警部！こんな高校生の言うこと、当てにしていいんですか？」
「いいのいいの、コイツら結構頭冴える奴らだし。な？」
相変わらずのテキトー加減に思わず苦笑いを零す優斗。
もはや慣れてしまったメンバーや、このテキトーさが楽な人もいる為、何だかんだ四ノ宮は生徒会側の大人だと見られているんだろう。
「大体、俺達にだって大光を刺すなんて出来ねぇよ！」
「だって僕達は、それぞれの武器を持っていたんですから！」
「「こんな風に！！」」
槍と薙刀、それぞれの武器を掲げる山本と田向。
そしてその姿に、橋本は何らかの違和感を感じた。
「警部！被害者に刺さっていた矢の正体が分かりました」
と刑事が持ってきた矢。
生徒会達にとっては、極平凡の矢に見えたのだが…
「こ、この矢…！」
「ん？ご存知ですか？」
「ご存知も何も！古くからの伝統で知られる矢ですよ！」
優「…何が違ぇの？」
作「シッ！」
「これも…あの刀と一緒で、呪いの噂があるんです…。大光くんは、呪いのせいでこんな目にあったんだ！！」
騒ぎふためく山本に、少し引きながらも耳を傾ける四ノ宮。
うーん、と唸っている四ノ宮･新田のよそで、生徒会達はコソコソと話し合っていた。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 837人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HiHiJets」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まれぴゅま(プロフ) - るーさん» 3 4 6はそちらの作品を引用させて頂いてます！ (2020年4月26日 22時) (
レス) id: 17a30211a5 (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - コメント失礼します。このお話に出てくるトリックってナゾトキ姫は名探偵のやつですかね！？まさか好きな漫画のトリックがこのメンバーで繰り出されると思わなくってすごく嬉しかったです！他のトラブルもすごく面白くってワクワクしてました。これからも応援してます！ (2020年4月26日 16時) (レス) id: 88a8186e1a (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - aiさん» わ、嬉しい！！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月14日 1時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます…！まれぴゅまさんの書くお話大好きです！これからも頑張ってください！！ (2019年12月17日 22時) (レス) id: ceec3d79fd (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - 匿名さん» ありがとうございます~~~(^^)これからもよろしくお願いします！ (2019年12月2日 7時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年11月14日 22時
