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結局長谷川さんは泊めてもらうことが出来なかった
さすがに私一人だけは申し訳なかったのだが
「野宿は慣れっこだ。それに俺には俺専用のベッド(ダンボールマット)があるんだ。それじゃないとなかなか眠れないんでね。」
といい公園へ戻った
明日は面接へ行くから来れないがまて会いに来てくれると約束してくれた
やっぱりいい人だ
ここの人たちも
お風呂に入れさせてくれてパジャマは銀さんのを貸してくれた
「A姉一緒に寝るアル」
ということで
神楽ちゃんと寝室で寝て
銀さんはソファーで寝た
さすがにこの家の主をソファーでと思ったが
「一緒の布団で寝るか?」
といわれ黙ってしまった
そして次の日の朝
お風呂や寝床を貸して頂いたお礼に朝食のお手伝いをし3人で食べた
いや3人と1匹である
思ってたよりかなり大きい犬だった、、、
朝食を終えてから丸眼鏡をかけた男の子が来た
ここの従業員で今からみんなで私の記憶探しをしてくれる
「っても覚えているのは名前だけ。
これといった持ち物もなし。」
「あとは浴衣を着ていないってことがちょっと気がかりですね」
「今の若もんはやれTwitterだInstagramだでちょっとした流行や情報に敏感ね。
服がちょっと変わってるからっておかしくないね。」
たしかに今はネット社会の時代ではある
「他になにか思い出せないですか?」
「今のところなにも、、、」
完全に手がかりなし
これは時間がかかりそうだ
「ここにずっといたってどうにもならねぇ。とりあえず待ん中うろちょろしてみるぞ」
というわけで全員外へ出て銀さんの知り合いや女の人が好きそうな場所へ行くことに
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作者名:あや | 作成日時:2019年2月21日 2時