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80話 ページ42

No side



フィッツジェラルドは輝夜の首に手刀を入れた。そしてエレベーター内で倒れ込んだ輝夜を見下ろし、「さて……」と呟いた




フィ「彼女は一体何者なんだ。俺の異能もモンゴメリ君の異能も効かなかった」




モンゴメリは焦っていた。今まで自分の異能を使って上手くいかなかったことなどなかったからだ




フィ「流石、償金百億かけられるだけはあるな……どうやら彼女は強力な異能力者らしい。調べる必要がありそうだ」






Aside




折「う……」




ル「ッ!A!!」




私は唸り声を上げて目を覚ました。そこは探偵社の医務室で、与謝野さんとルツが傍にいた




与「あ、お早う。あんたエレベーターの中でぶっ倒れてたよ。組合の奴等にやられたんだろ?」




体をお越し、記憶を甦らせる。確かにそう。私は賢治君がいなくなって、それから……




折「はっ……賢治君は!?」




賢治君がいなくなったことを思いだし、ベッドから降りて、医務室から飛び出すと、探偵社のテレビにとあるニュースが流れていた




《事件現場です!ご覧下さい。七階建ての建物が一夜にして消滅してしまいました!》




そこには、ビルが消え、ぽっかりと空いた空間が映し出されていた。そのビルは、ポートマフィアのフロント企業が入っていたそうだ




太「逆らう探偵社も用済みのマフィアも凡て消す、か」





折「チッ遅かったか……」イライラ




ル「...A...」





消す。この一言で「死」の一文字を連想してしまった





組合……絶対、許さない






国「谷崎これ以上単独で動くな。敦と輝夜と組んで賢治を探せ!


敵と接触しても戦わず逃げろ!」




折「大丈夫です、国木田さん。何処にいるか分かっていますので、ご安心を」





太「ッ!それは本当かい?」





折「えぇ...」





ル「...A、怒ってる?」





心配させちゃったか...




折「...ううん。大丈夫だよ」ニコッ

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作者名:クラスペディア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php?mailchkd=1  
作成日時:2019年4月14日 22時

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