believe you【Block.b】

もしかして《28》 ページ32

A｢ご、ごめんなさい｣



わたしはその場からすぐ立ち去ろうとした




だって…関わりたくないんだもん！




ソリョン｢待って｣




だけど、引き止められてしまった。





A(も、もしかして…私がジコの妻なのがバレた？)





気まずすぎる。。。





ソリョン｢道がわからないから、教えてもらえるかしら？｣









A(な、なんだ…)






道に迷ってたのか。






A｢どこですか？｣




ソリョン｢ここの通りにあるカフェなんだけど…。よくわからなくて…。｣






わたしはわかりやすいように教えた。




A｢じゃあ、用事があるので…｣






そう言って今度こそは去ってった。





A(はぁ…びっくりした。)




ふつうに…いい人だった…。









そう思った。









けどソリョンさんは、その時わたしの後ろ姿を見ながら睨んでいたのを、わたしは気がつかなかった。

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