【銀魂】幼馴染との約束。 (ページ1)

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松下村塾編一、転校生ページ1

Aside

私は、藤澤 A。
前に住んでたところはお金持ちの家。まったく生活に困らないし、すごく毎日が楽しかった。
だけど、お父さんが死んじゃって会社は潰れた。
そのおかげで私とお母さんはこんな田舎に住むことになった。こんなとこ、来るんじゃなかった。なんでお父さんが死ななきゃいけなかったの？

「幸せは長く続かないものよね。人生なんかうまくいくはずがない。」

松陽「そんなことないですよ？新しく来たところで、新しい幸せを手に入れる。仲間を手に入れる。それが人生の醍醐味です。(^^)」

あ、私口に出しちゃってた…
てかこの人ほんとに能天気だな……

松陽「さぁ着きました、ここが教室です。私が合図したら教室に入ってくださいね。ここにいる全員は、きっとあなたに幸せを与えてくれます(^^)」

幸せを与える……か。

A「うん、わかった。」

ここで幸せになったら、天国のお父さんも喜んでくれるかな？

松陽「みなさん、今日は新しいお友達が来ました。仲良くしてあげてくだいね」

私が仲良くできるかな、こいつらと。

A「藤澤 A。よろしく」

周りの奴らとは違う雰囲気の奴が3人いる気が……気のせいか。

「しつもーん！Aはどこから来たの？」

いきなり呼び捨て……やっぱこいつらと仲良くやれんのかな？質問答えなきゃいけないじゃん。本当のこと言おうかな……

A「宇宙……」

本当の事なんだけど…みんなの顔が青ざめてくよね。絶対に信じてくれないよね。

A「って言うのは冗談で、どこから来たのかは多分言ってもわからないと思うので、秘密にしときます。」

自分でも何言ってるかわかんないよ……私って嘘つくの下手だなぁ……

松陽「じゃあ、Aはそうですね。銀時の隣に座ってください。あそこで寝てるのが銀時です。」

銀時？ああ、銀髪だから銀時なのかな？ま、いっか。てかふつーに寝てんだね。どんだけゆるいの、この塾。

本当に寝てんだ…

A(小声)「あの～、隣、座らせてもらいますよー？てか、寝てていいんですかー？」

起きないし……てか、なんで私がこんな事しなきゃいけないの。私昨日までお嬢様だったんだからね！！

銀時「………」

そんなこんなで、私の寺子屋生活がスタートした訳です。

隣の奴大丈夫なのかなー？