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今日は何をするのか聞かされてない。


スタッフの人たちに連れてこられたのは真ん中にステージがあって、それを囲むように席があるスタジオ。








「今日なにすんのかな。」


ヒョンソプ「あそこで何かするんだよ。」







隣に座ってたヒョンソプに聞いたらステージを指差してドヤ顔で答えてきた。


その何かを知りたいのに…。笑






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するとBoA代表が入ってきて、









『みなさんが1番なりたいものはなんですか？』


「センター！」


『そうです。今日はナヤナの最初のセンターを決めます。』









今日はナヤナのセンターを決めるらしい。


センターの資格はAクラスのみに与えられていて、ナヤナのメロディに合わせて1分間のパフォーマンスをする。


考えるのに与えられた時間は1時間。




どうしよう、何しようかな…。


いざやれと言われてもアイディアが思い浮かばなくて少し焦る。





そう思ってると、隣で焦ってるのがもう1人。笑









ヒョンソプ「ヒョン、どうしよどうしよ。」


「ヒョンソプが1番得意なことを自信持ってやれば大丈夫だよ。一応ライバルだから助言はここまでね。笑」









そう言うと、ヒョン〜、とか言って抱きついてきた。


かわいすぎてそんなことされたらヌナ惚れちゃうよ、なんて。笑








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スタジオにはAクラスだけが残って、それぞれパフォーマンスを考える。


ステージの上で踊ってる人とか、必死に歌詞書いてる人とか、みんなそれぞれ。


何か考えなきゃいけないってわかってても、何も思いつかずぼーっとその光景を眺めてる。









「あの、ちょっと外出てもいいですか？」


『まあ、時間内に帰ってくれれば。』


「ありがとうございます。」









たまらずスタッフさんに許可をもらってスタジオの外に出る。


ゆっくり歩きながら一度自分の想いを見つめ直してみる。








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その時目の前に誰かが立ってるのが見えた。


オレンジのスウェットを着た、









「あ…。」









ずっと会いたかったけど、今は会いたくない人。

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