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そしてそのまま連れてこられた小さめなホール。


今日はPRODUCE101の初放送の日で、今からそれをみんなで見るらしい。


隣にはソンウヒョンとニエリヒョンが座っていて、2人ともちょっと緊張してるのかずっとそわそわしてる。






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すると始まった放送。


BoA代表を真ん中に、練習生全員が挨拶するシーンから始まる。







「うわぁ、なんか鳥肌立つ。」


ソンウ「俺も、やばい泣きそう。」






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それから放送は進んでいって、少し思ったこと。







「ヒョン、喋りすぎじゃない？」


ダニエル「それ俺も今思った。」


「てかMMOの人めっちゃ喋るじゃん。笑」


ダニエル「あ、あれジソニヒョンだから、覚えといて。」







それから私の入場の番になって、丁寧に席が見つからなくて困ってるシーンまで放送してくれた。


なんか恥ずかしい…。笑


どこからか、ヒョンかわいい、って聞こえてくるし。








そのまま放送が進んでいって、レベル評価の途中で放送が終わった。


そしてそのあとに流れたのはさっき撮ったナヤナ。


これ、今流したらセンターとかばれちゃうじゃん、とか色々思ったけど自分の心に留めておいた。







曲が終わって、何人かの顔がアップで映し出された。


あ、映った、って思ったけどあまりにも自分の笑顔がぎこちなさすぎて、隣のヒョンたちに散々バカにされる。


それに、







「誰！あのウィンクボーイ！」


ダニエル「あ、マル企画のジフンだよ。お前いい加減名前覚えろ。笑」








すっごく顔のかわいいジフンって子が私のあとに映って、しかも完璧なウィンクまでかまして、


完全にその子に持ってかれた。


悔しい…。






最後にその時点での順位が発表された。


私は26位とまずまずな順位。






そしてなんと1位はあのウィンクボーイ。


やっぱちょっとあざといくらいじゃないとこの世界は生きていけないのか…。








するとここの席にカメラマンさんがやって来て、順位を受けた感想を求めてきた。









「まずは僕に投票してくれたみなさんに感謝します。

これからもっといい姿をお見せして1回も皆さんを失望させないように、頑張ります。」








そして最後に、ウィンクをお届けしてみた。







ソンウ「彼完全にジフンに嫉妬してますね。」


ダニエル「最後持ってかれちゃったから。」


「ヒョンそれ言わないで！笑」







散々ヒョン達に茶化されてこの日の収録は終わった。

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